2017.09.12 Tue 更新

赤ちゃんを病院に連れていくか迷う!病院を受診するかの判断のめやすについて

赤ちゃんは生まれたばかりでよく風邪をもらってしまったら、元気そうだけど咳が出ているなどお母さんの心配の種はつきません。そんなとき困るのが、病院に連れて行った方がいいかどうかということ。 最初は判断が難しいですよね。 本日は症状別に受診するかを判断するポイントについてご紹介します。

顔色

受診の判断のめやす

できれば早く気づいてあげること、それから、受診するか否かの目安を知っておくことで、上記みたいなことにならないようできることでしょう。

いつもお世話しているママやパパだからこそ気付ける変化がたくさんあるはずです。
だからといって、いつもと違う事に気づいても、体調が悪いからなのか、深刻なのかが判断がなかなかつかず、お医者さんに連れていくと、「そんなに心配しなくても問題ないよ」と言われたり、「なんでもっと早く連れてこないの!」と言われたり戸惑うことばかりです。

赤ちゃんは自分で不調を伝えるには泣くしかありませんが、オムツが汚れても、お腹がすいても、体調が悪くても全て泣くため、その不調の程度も判断しづらいことってありますよね。
泣かずに機嫌が悪いだけに見えても、実は赤ちゃんの体にトラブルが起こっている事があります。
赤ちゃんはとっても正直で、ちょっとしたトラブルでも、無意識のうちにサインを発します。

病気かな・・・?赤ちゃんはママ・パパの直感が頼りです!

泣き方

赤ちゃんはよく下痢をするものです。
これはまだ腸が未成熟だからです。
ですから、下痢をしたからといって体重が順調に増えていればすぐに病院に行く必要はありません。
ですが、10〜30分間隔で激しく泣き、血便が出ている場合や、脱水症状があり、白っぽい下痢便になった時は危険なサインです。
すぐさま病院にいくか、まずは電話でかかりつけのお医者さんに相談しましょう。

便の状態

顔色というのはいつも見えるので深刻か否かはわかりやすいものです。
皮膚にツヤがあり、ツヤが良い場合は、大丈夫です!
顔色が青白く生気がないように見える場合はすぐに受診すると良いでしょう。

嘔吐

食欲に関して言えば、赤ちゃんはお腹がすいたら泣くものです。
食欲がないようであれば、病院を受診した方が良いでしょう。

食欲

赤ちゃんは泣くのが仕事。
大きな声で泣いていたり、抱っこすれば泣きやむようであれば大丈夫でしょう。
抱っこしても泣き止まず、激しくひっきりなしに泣いたり、足をおなかのほうに縮めるようにして泣くなどの様子が見られたら、体調が悪い場合があります。
病院を受診するようにしてくださいね。

最初のうちは食べ慣れないものは口から吐き出したり、母乳でも吐いてしまったりするもの。
軽い吐き気で、体重が順調に増えているようであれば大丈夫です。
嘔吐と下痢を繰り返しているときや、吐いたものに血が混じっているとき、吐き気がひどくて水分を受け付けない時などは、病院を受診しましょう。

引きつけ

赤ちゃんはよく発熱します。もともとの体温も高いので、免疫をつくるためにも多少の発熱は様子を見ても良いでしょう。
熱が38度くらいまで上がっても、母乳をよく飲むようであれば大丈夫です。
ただ微熱であっても、嘔吐したり機嫌が悪い状態が続く、3ヶ月までの赤ちゃんで38度以上の熱が出ている、おしっこが出ず水分を取れていないなどということがあれば、すぐさま受診すべきです。

発熱

その他

初めて赤ちゃんが引きつけをおこしたところを見ると動揺してしまいますよね、
「てんかん」かもと頭をよぎることでしょうが、落ち着いて対処しましょう。
まずは様子を見ます。5〜6分ほどで治り、その後機嫌がよいようであれば心配ありません。また、手足が震えている状態でも熱が平熱であれば大丈夫です。
10分以上治らず、その後もぐったりした様子が見られる場合や、けいれんに左右の差が見られる場合、何度も繰り返し引きつけを起こす場合は病院を受診するようにしましょう。

機嫌がよかったり、抱っこしてあやすと笑ってくれるくらい元気があれば安心です。
また、手足の動きが活発なのも元気の証拠ですね。
逆に、赤ちゃんがぐったりしている様子が見られたり、全身が紫色(チアノーゼ)になっている、呼吸が荒い、おしっこがでない、呼びかけても反応がなく意識が不明の場合、速やかに病院を受診するようにしましょう。

普段からチェックしておくと受診のとき役立つもの

こういったものは日頃からメモをつける癖をつけ、リストアップしておくと受診するとき慌てずに済みます。
また、かかりつけのお医者さんの診療時間や電話番号、夜間の場合の救急医療を受け入れてくれる病院の情報などをまとめておくようにしましょうね。

・便の状態や回数
・元気な時の平熱体温
・泣き声の変化
・ミルクの飲む量や離乳食の食べる量
・咳鼻水などの有無
・けいれんを起こした場合時間や回数、前後の様子
・嘔吐の回数や状態
・お風呂上がりの全身チェック

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