2017.09.16 Sat 更新

季節の変わり目には気管支系の病気に注意!急な症状が出た場合の対処法

まず季節の変わり目には移動性高気圧が発生します。低気圧と高気圧が激しく入れ替わることによって、人の体にも様々な影響が起こってきます。この時期、子供は特にインフルエンザなどの感染症、小児ぜんそくなどの気管支系の病気かかりやすくなります。季節の変わり目はなんとなくだるい、頭やおなかが痛い、やる気が出ない、きぶんが落ち込むなど原因がはっきりしない体の不調=不定愁訴を訴える子も増えています。

この状態を「秋バテ」と言います。
これが長引くと、免疫力が低下してしまい、風邪やインフルエンザ、小児ぜんそくなどの気管支系の病気を引き起こしやすい状態となります。

一般的にこれは「夏バテ」と言いますが、夏の間に冷たい飲み物や食べ物ばかりを摂っていた場合、内臓が冷やされて、消化器官の機能が低下しており、食欲が落ちた状態です。
また、暑さによる寝苦しさなどから、エアコンを使ったり、うまく眠れず寝不足になることによって、自律神経に乱れが生じます。
その状態が9〜10月の秋まで長引くと、気温の変化や高気圧から低気への気象の変化によりさらに自律神経は乱れ悪化してしまうことがあります。

9〜10月に起こってしまうのは「秋バテ」です。

赤ちゃんもお母さんも一緒に秋バテに!?

まず季節の変わり目には移動性高気圧が発生します。
低気圧と高気圧が激しく入れ替わることによって、人の体にも様々な影響が起こってきます。
これを気象病という風に呼ぶ事もありますが、この時期、子供は特にインフルエンザなどの感染症、小児ぜんそくなどの気管支系の病気かかりやすくなります。
また、最近では、季節の変わり目はなんとなくだるい、頭やおなかが痛い、やる気が出ない、きぶんが落ち込むなど原因がはっきりしない体の不調=不定愁訴(ふていしゅうそ)を訴える子も増えています。

季節の変わり目はなぜ体調をくずしやすいの?

インフルエンザ

インフルエンザなどの感染症、小児ぜんそくなどの気管支系の病気にかかりやすくなると言われています。

秋に起こしやすい病気とその症状が見られた場合の対処法

小児ぜんそく

受診する際は他人に移さないようマスクをつけ、発熱から6〜12時間を過ぎてから行くようにしてくださいね。

インフルエンザが流行している時期に、発熱が見られたらまずは家で寝かせて様子を見ましょう。
その間、水分は十分に取らせるように気を使ってあげてください。
また、食事は消化の良いおかゆなどを食べさせてあげましょう。
部屋の温度は20~25度、湿度も50~60%に保ってあげましょう。

インフルエンザに子供がかかると、39度以上の熱が出る場合もあり、治療を行わないと2〜5日ほど続き、頭痛や筋肉痛、関節痛、倦怠感などの全身症状が、熱が上がれば上がるほどひどくなります。
周囲への感染力も強く、早期に小児科を受診することが必要ですが、初期の段階では正確な検査結果が出ない場合もあります。

小児ぜんそくとは、子ども(15歳まで)がかかるぜんそくです。
アレルゲンが原因となって気道が炎症を起こす場合が多くで、呼吸困難やせき、ひゅーひゅーぜーぜーという胸の音がする病気です。

もう一点インフルエンザで注意しなければならないのが、子供のインフルエンザで異常行動が見られるということです。
これは、突然部屋をでようと立ち上がったり、興奮して窓からベランダに出ようとするなど、いろいろなものがあります。

発症してしまった場合は、病院に連れていく必要がありますが、このぜんそくの症状は長期管理薬で適切な治療を行いコントロールすることが可能で、症状のレベルを診断するためにも早めに受診するようにしましょうね。

喘息になる人はもともとアレルギー体質であるとも言われています。
ダニやカビ、ほこりなどのアレルゲンと秋バテの症状が作用することによって、発症また悪化する場合があります。
そのため、秋バテを長引かせないことも重要ですが、アレルゲンをきちんと把握して、除去することが重要です。

子供がインフルエンザになったら、このことを理解しておき、解熱して2日間立つまでは子供が長時間ひとりになってしまわないように様子をこまめに見てあげてくださいね。

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