2015.12.06 Sun 更新

妊活中はどんな食べ物がおすすめなの?どんなものを避けた方がいいの?

妊活中の女性は、生活改善がポイントだと良く言われます。 運動をしたり睡眠時間をしっかりとったり…今の生活を根本から変えなければといけないのではないかと思っている方も多いのではないでしょうか? しかし、妊娠しやすい体づくりは食事の内容を気をつけて、少し変えるだけでもできるんです。 今回は少しの心がけで始められる妊活中にオススメの食べ物についてご紹介します。

妊娠中は、鉄分が不足しがちで、鉄欠乏性貧血を引き起こしやすくなっています。
牛肉は、この鉄分とさらに、たんぱく質も豊富なのでおすすめですが、高カロリーになりがちなので低脂肪の赤身のものを選ぶと良いでしょう。
他に、豚肉にはたんぱく質の分解を助けるビタミンBが豊富なので、これも意識して摂取したい食品です。
鶏ささみは、低脂肪高たんぱくなので、食欲が増してカロリー過剰になりやすい妊娠中期のタンパク質源として、おすすめです。

肉類(低脂肪高たんぱく)

干しエビには、カルシウムが10g中710㎎と、豊富に含まれており、これは食品の中でダントツです。
妊娠中、カルシウムは母体から胎児へ運ばれます。 そのため、不足すると母親の方にカルシウム不足が起こり、骨粗しょう症を引き起こしてしまいます。 妊婦は、妊娠前よりも2倍の量を摂取する必要があります。
干しエビは、10gで妊娠中必要とされているに一日分のカルシウムを摂取する事が出来ます。

干しエビ

枝豆には、妊婦にとって特に必要な栄養素である葉酸が豊富に含まれています。
葉酸は、脳や神経をつくる栄養素です。 妊娠初期にこれが不足してしまうと、胎児の脳や神経の先天性異常や、障害のリスクが高まってしまうと言われています。
枝豆には、他にも妊娠中に特に必要な鉄分・カルシウム・タンパク質等も豊富に含まれており、妊婦は積極的に取りたい食品と言えます。

えだまめ

米やバスタ、パンなどの小麦を使った食品は、精製の過程で、ミネラルやビタミン、食物繊維などの栄養素も失ってしまいます。
精製されていないものには、これらの栄養素が豊富にあり、妊娠中に不足しがちな栄養補給に最適です。 お米であれば、玄米や胚芽米、雑穀米などがパスタやパンは全粒粉100%のものを選ぶことをおすすめします。

全粒分の食べ物(精整していない)

不飽和脂肪酸

まず、第一に気をつけたいのが子宮や卵巣を冷やしてしまう冷たい飲み物や食べ物です。
暑い夏場など、ついついアイスクリームや冷たい飲み物をとりたい時でも、できるだけ常温やあたたかい飲み物で体を冷やさないようにしましょう。
食材によっても、体を冷やすものがありますので、要注意です!

妊活中に避けたいのは食事はどんなものがあるの?

血液サラサラや美容成分としても注目の集まる不飽和脂肪酸ですが、妊活にも必要な成分です。
悪玉コレステロールを減らし、善だmコレステロールを増やす働きがあります。
人間の体内では生成することのできない成分なので、食事等で補う必要性があります。
オリーブオイルや紅花油、ごま油、えごま油等の植物由来の油に多く含まれています。また、サバ、イワシ、ブリなどの魚にもたくさん含まれています。

また、食べ過ぎや飲み過ぎで胃腸が疲れてしまうと、栄養が全身にしっかりと運ばれなくなります。東洋医学でも食べ過ぎや飲み過ぎで余分な水分や熱が体の中に溜まってしまうと、血の巡りが悪くなると言われていますので、腹八分目を心がけて食べ過ぎ、飲み過ぎをしないようにしましょう。

そして、何よりストレスを感じる事はNGなので、神経質にあまり気にしすぎないで、楽しく食事をする事が大切です。
ポイントは栄養バランスと体を冷やさない事。これを守って妊娠しやすい体づくりを目指しましょう。

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