2016.05.15 Sun 更新

新生児嘔吐がひどい!!嘔吐の主な原因とその治療・予防法を紹介

体の機能が未熟なため、赤ちゃんが嘔吐をしてしまうことは割とよくあることです。しかし、実はそこには病気が隠れているかもしれません。赤ちゃんがミルクや母乳を吐く原因や予防法、考えられる病気についてまとめました。新生児嘔吐にはどんな特徴があるのか知っておきましょう。

新生児嘔吐の主な原因

赤ちゃんが嘔吐しやすい理由に、胃の構造も挙げられます。
生まれたばかりの赤ちゃんの胃の容量はわずか30ml~50mlで、授乳開始とともに少しずつ増えていきます。生後6か月までに120ml~200ml、生後1年までに200ml~300mlとなります。そして、離乳食が進むにつれてさらに胃の容量はさらに大きくなっていきます。赤ちゃんの胃は大人と比べて縦に長く、食道と胃のつなぎ目である噴門部の括約筋も大人と比べて大変弱いです。また、胃を固定しているじん帯もゆるく、胃の軸捻転が起こりやすいという特徴があり、この胃の軸捻転が起こると嘔吐や腹部膨満が起こりやすくなります。

新生児の胃の特徴

赤ちゃんが突然嘔吐してしまうと、びっくりしてしまうかもしれませんが、赤ちゃんの嘔吐は決して珍しいものではありません。原因も様々で、中には病気が関係している場合もあります。赤ちゃんの嘔吐について知っておきましょう。

新生児の嘔吐

母乳が多すぎて吐く

上記したように、赤ちゃんの胃の容量が少ないことや、縦に長い胃の形、ゆるみから生理的に吐きやすいといえます。ミルクを飲み過ぎた、空気を一緒に飲んだ、飲んですぐに横になったなど少しの刺激が逆流の原因となって吐いてしまうことがあります。これは大体生後3ヵ月まで続き、胃の形が安定して腹筋がしっかりしてきたらだんだんと吐かなくなります。

生理的な原因で吐く

気をつけるべき嘔吐

赤ちゃんが飲むスピードよりもお母さんの母乳量が多いと、赤ちゃんがむせて吐いてしまうことがあります。授乳前に2~3割ほど搾って圧抜きをしてあげましょう。

嘔吐した時の対処法

考えられる病気と嘔吐以外の症状は以下の通りです。

胃腸炎:発熱や下痢があります。

食中毒:発熱や下痢があります。

急性中耳炎:高熱、耳を痛がる、不機嫌などがあります。

喘息、気管支炎:呼吸が早い、咳などの症状があります。

髄膜炎:高熱、体がぐったりするなどの症状があります。

消化管閉鎖症:腸の一部が閉鎖する病気です。嘔吐物が黄色や緑色、お腹が張る、便秘などがあります

肥厚性幽門狭窄症:胃の出口が厚くなり食べ物が十二指腸へ流れなくなる病気です。噴水の様に吐く、体重減少、黄疸などがあります。

腸重積症:腸が腸の中に入り組んで腸閉塞をおこします。激しく泣いたり、泣き止んだりを繰り返す、顔色が青い、血便などがあります。

頭部外傷:頭を打った後にけいれんなどの症状があります。頭を打って半日以内に嘔吐した場合はすぐに病院を受診しましょう。

赤ちゃんが嘔吐した時は、色に注目してあげましょう。ミルクを飲んでいる時なら乳白色をしていることが多く、離乳食も食べたものが出てきますが、嘔吐物が黄色・緑色をしていたり、吐き方が噴水のような場合は、病院を受診しましょう。嘔吐の症状が治まるまではあまり無理に動かさず、落ち着いてから病院を受診してください。その際、吐いてしまったものが喉に詰まらないように赤ちゃんを横向きにして、ガーゼなどでこまめに顔を拭いてあげてください。

また、嘔吐が続くと脱水症状になる恐れがあります。体が小さく、体力もない赤ちゃんは脱水症状になると命にかかわるので、嘔吐が治まったら、少しずつ水分補給をしてあげましょう。味の濃いものは控え、白湯や麦茶などを飲ませてあげてください。

授乳やミルクをあげる際、一気にたくさんの量を飲ませると吐き戻します。飲ませるときは休憩を挟みながら、時間をかけてゆっくり飲ませましょう。少量ずつを小分けにしてあげるのもいいですね。また、飲んだ後で赤ちゃんを横にしたり揺らしたりする、授乳後すぐにゲップをさせるなども、吐き戻す原因の1つです。授乳後しばらくは上半身を起こしたままで抱っこしてあげて、ゲップも少し時間を置いてからにすると吐く回数も少なくなりますよ。体質的に吐きやすい子がいるのは仕方のないことなので、吐いても大丈夫なようにタオルやよだれかけを用意しておくと安心です。

新生児嘔吐の予防

赤ちゃんの嘔吐はよくあることですが、いつもと様子が違う場合は注意が必要です。お母さんは異変にいち早く気づく為にも、赤ちゃんの普段の様子をきちんと知っておくことが大切です。

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