2016.06.04 Sat 更新

新生児の時期別の身長・体重の平均値をまとめました。増えない時はどうすれば?

赤ちゃんが元気に成長してくれているか心配になりますよね。初めての子だと、特に心配になってしまうかもしれません。生まれた時の体の大きさなども影響するので、大切なのは「成長率」です。平均値はあくまでも「目安」として、あまり気にしすぎないでくださいね。今回は生後6か月までの平均値と、体重が増えない時の対処法をまとめました。

生後2ヶ月

体重が増えて皮下脂肪がつき、赤ちゃんらしいぷくぷくした体型になります。体全体に筋肉がつきはじめることで、手足を動かすようになります。生後2ヶ月にかけて1日30gのペースで体重が増加していきます。

男の子
身長:約50cm~60cm
体重:約3.5㎏~6.0㎏
女の子
身長:約50cm~60cm
体重:約3.0㎏~5.0㎏

生後1ヶ月

今回は生後6か月までの平均値をまとめてみました。体重増加の目安にしてくださいね。

赤ちゃんの体重が出生時の約2倍になります。生後3ヶ月頃から体重増加がゆるやかになっていきます。首がすわりはじめ、両手を体の前であわせたり、軽いおもちゃを握ることができたりと、手先も器用に動かせるようになります。自分の手の存在に気づきじっと見つめる「ハンドリガード」もこの頃によく見られます。

男の子
身長:約57~67cm
体重:約5.0~8.0kg
女の子
身長:約56~65cm
体重:約5.6~6.5kg

生後3ヶ月

生後2ヶ月の赤ちゃんは丸い体型になり、手足のくびれに大きなシワができます。手を開いたりおもちゃを握ったり指しゃぶりをしたりと、だんだん細かい動きができるようになります。体型に男女差、個人差が出始めます。1ヶ月健診も過ぎて、他の子と体型を比べて心配になるかもしれませんが、あまり心配しすぎないでくださいね。生後3ヶ月にかけて1日25gのペースで体重が増加していきます。

男の子
身長:約54cm~64cm
体重:約4.4kg~7.2kg
女の子
身長:約53cm~62cm
体重:約5.3kg~6.2kg

生後5ヶ月

首がすわり運動機能が発達していくことで、しっかりとした体つきになっていきます。身長の伸びも生後4ヶ月以降は落ち着いていきます。視覚や聴覚が育ち、自分の声を発することが楽しくなります。また、寝返りをはじめます。

男の子
身長:約59~69cm
体重:約5.5~8.7kg
女の子
身長:約58~67cm
体重:約5.3~8.2kg

生後4ヶ月

男の子
身長:約61~71cm
体重:約6.0~9.2kg
女の子
身長:約60~69cm
体重:約5.5~8.7kg

生後6ヶ月

ほとんどの子は首がすわって背骨がしっかりします。寝返り、ハイハイ、あんよと体を自由に動かせるようになり、さらに引き締まった体つきになっていきます。夜にたっぷり寝て、昼に活動的に過ごすことで生活のリズムができあがってきます。

男の子
身長:約63~72cm
体重:約6.4~9.6kg
女の子
身長:約61~70cm
体重:約6.0~9.0kg

体重が増えない時はどうしたらいいの?

支えてあげると少しの間ならおすわりができます。身長・体重の増加のペースが緩やかになるので、見た目が生後5ヶ月とほとんど変わらない赤ちゃんもいます。

体の大きさには個人差がありますが、成長率が平均より下回っている場合は注意が必要です。
母乳育児の場合、おっぱいの出が赤ちゃんの成長に影響を与えます。乳房からおっぱいがでるべき”乳管”量が少ないこともあるので、母乳の出が悪いと感じる方は医師の診断を受けてみましょう。

・生後5~6ヶ月で体重が増えない
生後5ヶ月を超えると赤ちゃんによっては離乳食がスタートします。
体重が増えない場合は、離乳食の栄養が足りていない可能性も考えられるので、育児用ミルクやフォローアップミルクを足しましょう。寝返りなどで運動量も増えてくるので、離乳食をたくさん食べていても体重がそれほど増えない場合もあります。

・生後2~4ヶ月で体重が増えない
この時期に体重が増えない場合、母乳やミルクが足りていない可能性があります。
ミルクの場合は飲んだ量がはっきりしているので、その日飲んだ量を把握することができますが、母乳の場合は飲んだ量がとても分かりにくいです。母乳だけでは足りない場合はミルクも足してみましょう。
母乳の過不足を判断するには、おしっこの回数に注意してください。生後3ヶ月頃には1日に5~6回おしっこをしますが、これよりも少ないと、母乳が足りていない可能性があります。

このまとめに関する記事

ランキング

ページトップへ