2016.06.05 Sun 更新

母乳パッドをつけるとかゆいし、かぶれる!その対処法や予防法についてのまとめ

母乳パッドは、授乳以外の時に漏れてしまう母乳を吸収してくれる便利なアイテムです。しかし、肌に合わずかぶれや悪臭に悩むお母さんも多いのも事実です。乳首はとてもデリケートです。こまめにパッドを取り換える、肌に優しいものを使用するなどして清潔に保ちましょう。対処法についてご紹介します。

母乳パットが蒸れの原因になります。
母乳パッドは、母乳や汗により、気づいたら大量の水分を含んでいることがあります。
下着や洋服をぬらさないための商品なので、母乳パッドは水分を逃がすことはありません。
通気性も良くなければ、どんどん肌も蒸れてしまいます。
結果、肌にかゆみを伴い、ただれの原因となります。

蒸れてしまう

母乳パッドはとても便利なアイテムです。
ですが、母乳パッドはかぶれやすく、悪臭の原因になるというデメリットがあります。
酷くなればただれてしまい、かゆみで悩んでいる方も…
かゆみの原因は以下の通りです。

乳房のかゆみの原因

母乳育児をしている方の多くが利用している母乳パッド。
でも、母乳パッドが合わなくてかゆい!かぶれる!という方も多いんです。
今回は「母乳パッドをつけたらおこるかゆみの対処法と予防法」についてご紹介します。

特に夏場です。
雑菌の繁殖がかゆみの原因となるケースが大変多くなります。
人間の肌には、私たちが想像している以上に、雑菌が沢山ついているのです。

雑菌が繁殖している

元々肌が敏感な方はもちろん、出産後の肌は大変デリケートで、ほんの少しのし刺激を大きな刺激として受けやすいです。
授乳が続くまでの間、同じ部分にナイロン素材が当たることで、肌が擦れて刺激になり、かゆみを感じてしまいます。

使い捨ての母乳パットは、水分を通さないようにするために、ナイロン素材を使っていることがほとんどです。
カサカサとしているナイロン素材は、肌に触れることで、チクチクとした不快感を感じることがあります。

ナイロン素材が擦れる

乳房にかゆみがあるときは母乳パッドの使い方を見直してみるのが1番です。
母乳パッドはこまめに取り換えるようにしてください。
目安としてはおっぱいをあげる度に換えるようにしましょう。
母乳の量が多い場合は、その間にもう1回母乳パッドをとり換えましょう。

母乳パッドはこまめに取り換え

乳房のかゆみの対処法

母乳パットから漏れ出した母乳は、粉ミルクと同じように生ものです。
体外に分泌されれば腐敗が進み、皮脂や汗も混じって、雑菌が繁殖してしまいます。
体温で暖められている状態の母乳パットは、菌の増殖が活発に進み、肌荒れの原因になります。

お湯につけたタオルで拭き取る

乳房のかゆみに対しては、母乳パッドとお湯につけたタオルで解消できる場合があります。
それでもかゆみがひどい、湿疹がひどいという場合には産婦人科に相談して、かゆみ止め等をもらいましょう。
市販のものは使わない方がよいでしょう。

かゆみと湿疹がひどい場合は薬をもらう

母乳パッド以外に注意することといえばお湯につけたタオルで拭きましょう。
こちらもおっぱいをあげる度に行ってくださいね。
お湯につけたタオルを軽く絞って乳房全体、特に乳首のあたりを意識して拭きます。
一度使ったタオルは、必ず洗って使うようにしてください。

授乳が終ってひと段落したら、新しい母乳パッドをつける前に、保湿クリームで胸全体を保湿します。
気になる人はオーガニック化粧品など、低刺激タイプを利用しましょう。
肌に触れる刺激を少しでも緩和させることが大事ですよ。

保湿をしっかりする

乳房のかゆみの予防法

かゆみの原因は「蒸れ」と「雑菌」であることがほとんどです。
まずは「清潔」に保ち、「保湿」を心がけましょう。
この2つを意識する事で、かゆみやかぶれは大方改善、予防する事が出来ます。
次に、お出かけの時は使い捨ての母乳パッド、自宅では布製かタオルを使う等、使い分けをしてみましょう。
布製の母乳パッド、タオルはお肌に対する刺激や負担が少ないです。
刺激や負担を与えるのは最小限に収めましょう。

いかがでしたか?
かぶれは確かに辛いものです。
ですが、この辛さも母乳育児をしている今だけのものです。
授乳期間なんて、あっという間に終わってしまいますので、上手に乗り切ってくださいね!

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