2016.06.06 Mon 更新

新生児・赤ちゃんのミルクの量ってどのくらいが適量?回数は?

赤ちゃんが元気に成長してくれているか心配になりますよね。ミルク缶に適量が記載されているので、平均内だとか、あまり飲んでいないだとか、毎日気になってしまうかもしれません。 しかし、平均値はあくまでも「目安」です。日々体重が増えているのであれば心配いらないので、あまり気にしすぎないでくださいね。

80ml~100mlを1日に7~8回くらい(一日の目安量560~700ml)
体重の目安:3.0~3.8kg
一度の授乳で20分以上あげるのは負担がかかってしまうので、途中できりあげて様子を見ましょう。授乳するほど母乳は出やすくなるので、この時期は赤ちゃんが欲しがるだけ飲ませてあげてください。

退院~1ヶ月

赤ちゃんは産まれてすぐに母乳・ミルクを飲み始めます。一般的に生後1年くらいまで飲み続けます。

月齢別ミルクの適量

「赤ちゃんがあまりミルクを飲んでくれない、平均の量を下回っている」、「赤ちゃんがミルクを欲しがっているけど目安以上与えてもいいのか」など、平均値にこだわって悩みすぎてしまうお母さんも多いのではないでしょうか。ミルク缶の記載の量はあくまでも目安なので、あまり気にしすぎないでくださいね。
赤ちゃんも体調や食欲、気分によって飲む量が変わることだってあるのです。

生後3ヶ月~4ヶ月

140ml~160mlを3時間おきに5~6回(一日の目安量840~960ml)
体重の目安:5.8kg
妊娠一ヶ月の頃よりも授乳間隔が広がり、一日あたりの回数は減る傾向があります。一日あたり平均25g以上増加していれば問題ありません。
2か月になると自立哺乳をするようになります。飲んでいる間、周りをキョロキョロ見るといった遊び飲みが増えます。

生後2ヶ月~3ヶ月

140mlを3時間おきに5~6回(一日の目安量840ml)
体重の目安:4.8kg
目が覚めている時間が増えてくるため、授乳の時間がだんだんと定まっていきます。生後2カ月にかけて一日30gほど増加していれば、栄養は足りていると考えて大丈夫です。

生後1ヶ月~2ヶ月

生後5ヶ月~6ヶ月(この頃から離乳食が始まります)

200~220mlを4~5回(一日の目安量1000~1100ml)
体重の目安:7.1kg
飲む力が強くなって一度にたくさん飲めるようになってきます。

生後4ヶ月~5ヶ月

180~220mlを4時間おきに5~6回(一日の目安量900~1100ml)
体重の目安:6.5kg
一度にたくさんのミルクを飲めるようになることで、授乳間隔が広がります。寝る前にしっかりと飲めば、朝まで授乳しないという赤ちゃんもいます。飲む量が減ったり、飲み方にムラが出てきたりすることもありますが、体重が増えて機嫌がよければ、赤ちゃんのペースにまかせて授乳を続けるようにしましょう。

200~220mlを4時間おきに5回と離乳食1食(一日の目安量1000~1100ml)
体重の目安:7.5kg
授乳や生活のリズムが整ってきたら初めてみましょう。スプーンを口に含ませてみて、舌で押し出さなくなれば離乳食をスタートしてもいい合図です。

生後9ヶ月~12ヶ月

200~220mlを4時間おきに5回と離乳食2食(一日の目安量1000~1100ml)
体重の目安:7.9~8.4kg
生後6か月は「離乳食初期」にあたり、離乳食を徐々にはじめる赤ちゃんが多いため、授乳の回数は少しずつ減っていきます。しかし、まだ離乳食はスタートしたばかりで、母乳やミルクが赤ちゃんの栄養の大部分を占めています。離乳食の最初は1日1回を目安に、野菜やお米などを裏ごしし、スープやお湯で伸ばした10倍粥を、一口ずつ食べさせていきます。初日は一口だけ与え、次の日は二口、三口と徐々に増やしていきます。

生後6ヶ月~9ヶ月

200~220mlを4時間おきに5回と離乳食3食(一日の目安量1000~1100ml)
体重の目安:8.6~9.0kg

この一覧はあくまでも目安です。
赤ちゃんの成長には個人差があり、身長・体重、ミルクを飲む量も様々なので、赤ちゃんに合わせて作る量、飲ませる量を加減しましょう。
ただし、体重の増え方や成長率が芳しくない場合は医師に相談してください。
ミルクのみで赤ちゃんを育てている場合は、生後1年くらいでミルクを卒業し、フォローアップミルクに切り替えましょう。

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