2016.06.07 Tue 更新

赤ちゃんの乳歯はいつ頃から生えてくる?その時期と生える順番、むし歯予防などについて

赤ちゃんの乳歯は、早い子は生後6か月頃に生えてきます。全部で20本ある乳歯が生えそろうのには順番と時間差があり、最後の歯は3歳になる前に生えてくるのだから面白いですね。歯が生えたら、楽しめる食事が増える分、虫歯にも気をつけなければいけません。今回はそんな赤ちゃんの乳歯についてご紹介していきます。

1.生後6~9ヶ月 下の前歯
2.生後9~10ヶ月 上の前歯
3.生後11ヶ月~1歳頃 上下の歯が4本ずつに
4.1歳2ヶ月~1歳6ヶ月 奥歯(第一乳臼歯)
5.1歳9ヶ月~2歳頃 犬歯
6.2歳6ヶ月頃 奥歯(第二乳臼歯)

生えてくるスピードに早い遅いはあれど、平均的に2歳半頃には
全て生え揃っているでしょう。乳歯は全部で20本あります。
それまでにまだ20本生えていなくても、3歳半頃までに揃っていれば、
大丈夫でしょう。
以下に乳歯が生えてくる順番を記載しましたので、参考にどうぞ。

生えてくる順番

まず前提として、乳歯の生えてくる時期には、個人差があります。
だいたい生後3〜9ヶ月頃の間に生えてきます。
稀なケースで、生まれた時から1本既に生えている子もいますが、
逆に1歳を過ぎてやっと生えてくる子もいます。
冒頭でも書いたように、個人差がありますのでスピードはそんなに
気にしなくて大丈夫です。ですが、あまりにも生えてこない場合は、
一度小児科で診てもらってもいいかもしれませんね。

乳歯が生えてくる時期

乳歯の虫歯の特徴

※先天性欠如歯とは
これは病気ではないのですが、本来あるべきはずの数の歯が無く、
歯茎に隙間ができたり、歯並びが悪くなったり噛み合わせが悪くなったり
することです。放置しておくと歯のトラブルの原因になりますので、
しっかり対処しましょう。

冒頭でも記述した通り、生えるスピードには個人差があるのですが、
1歳2〜3ヶ月を経過しても1本も生えて来ない場合は、
先天性欠如歯や、顎の骨が固すぎる、歯茎が通常より厚すぎるといった、
見た目からはわからないトラブルが起きている可能性もありますので、
1歳児健診のときなどに先生に相談してみてください。
病院ではレントゲン検査などで歯が生えてこない原因を特定できますので、
早期発見が一番ですよね。

全然生えてこないこともある?

基本的にはこのような順番で生えてくるでしょう。
乳歯が生えてくる場所は歯茎が膨らみ、指で触ると歯があるのが
分かります。この時期はよだれの量が増え、歯茎がむずむずするので、
色んな物を噛んで、紛らわそうとする傾向にあります。
また機嫌が悪くなる子もいます。

そもそもむし歯は、虫歯菌によって引き起こされます。
虫歯菌は食べカスなどでできる歯垢に生息し、糖分を利用して活発に酸を作り出します。その酸の影響で、歯に穴が空いていき、どんどんひどくなっていくのです。その虫歯菌は2歳半を過ぎる頃までの間に大人から感染しているのです。また唾液を介しても感染するので、大人が口をつけた箸やスプーンで赤ちゃんにご飯を食べさせない、大人が一度でも口をつけた食べ物は食べさせない、赤ちゃんの口にはキスをしない等の対策が必要です。
上記のことを心がける事で、感染リスクを抑えられます。
基本的には、歯磨きをして予防するのが1番で、食後だけに限らず、虫歯になりやすい、奥歯や歯と歯の間などを注意して磨いて下さい。
特に寝る前には、しっかりと磨きましょう。

むし歯予防について

まず歯と歯の間にできやすいので、見た目には分かりづらいことが多いです。
進行していることに気付くのが遅れ、突然穴が空いたりしますので、注意が必要です。
また一般的に虫歯は黒くなるイメージですが、乳歯の虫歯は白くなります。
黒い虫歯はゆっくりと進行し、白い虫歯は進行が早いです。そしてすぐに神経まで進行してしまいます。

このまとめに関する記事

ランキング

ページトップへ