ストレス
赤ちゃんを抱っこし続けるのは、かなりの重労働です。
授乳も、腕や肩に負担が掛かり、血液の循環が悪くなってしまいます。
それが結果として、肩こりになり、偏頭痛や緊張型頭痛を引き起こします。
肩こり
頭痛の原因は、どちらも精神的・肉体的なものから引き起こされます。
原因となる身体の部位も違うので、原因を「これだ!」と特定するのは難しいものです。
ですが、どちらにも共通する特徴は以下の通りです。
産後の頭痛の原因
偏頭痛の原因
以下に各頭痛の原因を紹介します。
休む時間も睡眠時間も充分には摂れず、出産によって体に蓄積した疲労が、なかなかとれません。
特に夜泣きが激しい時期は「睡眠不足」と「長時間の抱っこ」、どちらも頭痛の原因になってしまいます。
睡眠不足や疲労
慣れない育児に不安を感じ、精神的に疲れてしまうでしょう。
身体的にも疲れが溜まりやすいこともストレスを増長してしまいます。
そして結果として、頭痛を引き起こします。
骨盤の歪み
緊張型頭痛の原因
そもそも女性の頭痛は、女性ホルモンである「エストロゲン」に影響されやすいです。
が、出産後は、エストロゲンの分泌が減少するのと同時に、セロトニンも急減します。
その増減によって血管が拡張され、偏頭痛につながってしまいます。
ホルモンバランスの変化
骨盤の歪みは下半身太りの原因として知られていますね。
この「歪み」は、頭痛の原因にもなってしまいます。
授乳中は体内が水分不足に陥りやすいです。
水分不足は代謝を悪くし、血液の流れが悪くなってしまういます。
特に夏場は水分不足になりやすいです。注意しましょう。
授乳による水分不足
出産時に緩んだ骨盤が歪んでしまうと、上半身・頚椎にまで影響します。
そうして、神経や血管を圧迫し血液の流れが悪くなることで頭痛を引き起こしてしまうのです。
鉄分不足に加え、血液不足によって頭痛とめまいの両方が生じることがあります。
特に、出産時に大量の出血があった方は注意してください!
貧血
対処法は?
整体・カイロプラクティックで骨盤矯正
赤ちゃんへの影響の問題があるので、授乳中は、自己判断で市販の薬を使用するのは控えてくださいね。
我慢できないほどの痛みがある場合は、授乳中でも服用できる痛み止めを処方してもらえるので、お医者さんに相談してください。一般的に「カロナール」という痛み止めを処方されます。
他にも改善するための方法があるので、ご紹介しますね。
皆さんが気になるのは対処法ですよね。
妊娠前なら頭痛薬を飲んで痛みを止める方法をとるのですが、出産した今、赤ちゃんへの影響が気になり、簡単に飲めませんよね。
歪んだ骨盤をそのままにしておくと、頭痛だけでなく、不妊症や生理痛も引き起こす場合もあります。
整体やカイロプラクティックでプロに施術してもらうのがおすすめです。
整体やカイロプラクティックに通う時間がとれない方は骨盤ベルトがおすすめです。
骨盤が歪んでしまうことで身体に不調が出てくることがあります。
もしかすると、その歪みが原因による頭痛なのかもしれません。
身体の歪みが原因の頭痛であれば、歪みの解消が必要です。
ストレスを解消する
ストレスは大敵ですね。
家事に育児に忙しいでしょうが、リラックスできる自分だけの時間を、短時間でも良いので作るようにしてください。
育児は自分一人で頑張ろうとせず、できるだけ周りの方に手助けをしてもらってくださいね。
規則正しい生活をする
夜中の授乳や夜泣きなどもあり、なかなか難しいですね。
ですが、寝不足にならないよう、できるだけ睡眠をとりましょう。
寝不足と頭痛は切っても切れない関係です。
いかがでしたか?
産後頭痛は一時的なものの可能性もあります。
ですが、辛いものは辛いものです。
どうしてもおさまらないつらい頭痛は、我慢せずにお医者様に相談してくださいね。