2015.12.09 Wed 更新

お母さんの栄養が赤ちゃんの栄養になるから…授乳中に摂りたい栄養素まとめ

お母さんの食べたものはそのまま母乳となって赤ちゃんに運ばれます。 では、どんな食材や栄養素を積極的に取るようにすれば良いのでしょうか? そこで、お母さんのためにも赤ちゃんのためにも授乳中に気をつけて摂りたい栄養素についてまとめてみました!

【おすすめレシピ】
鉄と油を一緒に摂ると吸収率がアップします。
小松菜とベーコンの炒め物やほうれん草と油揚げのおひたしなどは簡単にできるのでおすすめです!

出産による出血が原因で出産後のお母さんは貧血になりやすい状態です。
また母乳は血液からつくられるので、慢性的な貧血に悩まされる方もいます。
貧血が続くと体力不足や精神的な不安定にもつながるので、積極的に摂りましょう。

鉄分

母乳を赤ちゃんに与えることで、普段より栄養素が奪われやすい状態の授乳期は、食事からしっかりと栄養素を補うことが大切です。
そこで、授乳期のお母さんが積極的に摂りたい栄養素をご紹介します!

授乳中にはどんな栄養素を摂ればいいの?

カルシウム

【おすすめレシピ】
キウイは1個のうちの半分を食べるだけでかなりの葉酸を摂取できるので、習慣的に食べることをおすすめします。
簡単に葉酸とカルシウムを補給できる「キウイヨーグルト」は皮を向いて混ぜるだけで簡単にでき、便秘対策にも効果的です。

葉酸は妊娠初期の胎児の発達を助けてくれる栄養素です。
細胞分裂や赤血球の生成といった作用もあるので、産後に傷ついた子宮の回復や貧血予防にも効果的なので、積極的に摂りたい栄養素です。

葉酸

母乳で育児していると、何もしていない時に比べて一日で約600キロカロリー多く消費すると言われています。
なので、出産前の食事プラス600キロカロリーを目安にしましょう。
1日600キロカロリーは運動に例えると、ウォーキング2時間分に相当する量です。
それだけお母さんに負担をかけるものなので、食事でシッカリと補給しましょう。

どのくらいのカロリーを摂ればいい?

【おすすめレシピ】
牛乳のカルシウムと葉酸を含んだ野菜をたっぷりと摂れるスープがおすすめです。
牛乳とコンソメで煮こむだけのミルクスープは手軽でおすすめですよ!

カルシウムは骨を作るのに欠かせない成分で、骨を丈夫にする作用があります。
赤ちゃんだけでなく産後の授乳でカルシウムが不足しがちなお母さんの骨や歯にも必要な成分です。
また、カルシウムにはリラックス効果もあるので、なれない育児でイライラしやすいお母さんにも効果的です。
牛乳をたくさん飲むとカロリーの心配やお腹がゆるくなってしまう人もいるので、小魚などをうまく取っていきましょう。

神経質になり過ぎないようにしましょう

授乳中の食事は直接赤ちゃんにも届けられる栄養ですが、実際にはよほど食材が偏らない限り、そこまで難しくとらえなくてもいいでしょう。
それよりもストレス解消のためにもある程度は好きなモノを食べるなどゆとりを持ちましょう。
必要な栄養はサプリで補うのも一つの手です。
できるだけたくさんの食材を使って、上手に手抜きをしながら食事をつくれるようになるとベストです。

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