生まれた時から大勢の人と接する機会が多い
人見知りするかどうかは、赤ちゃんの持って生まれた気質が関係してきます。
成長して行く過程での環境なども関係してくると言われていますので、後天的な要素もあるようです。
いくつか原因を挙げてみましたので、ご確認ください。
人見知りしない原因
人見知りは、一般的には生後半年~1歳ごろに始まる赤ちゃんが多く、2歳を過ぎる頃にはだいたいおさまってくると言われていますが、あくまで目安で個人差があります。
中には全くしない子もいますし、それぞれの個性だと思ってください。
人見知りが始まる時期
異常に人見知りをしてしまう子ももちろんいますから、そんな時に育て方がまずかったかも…なんて考えないで下さい。
確かに環境により多少は変わりますが、持って生まれた個性と気質ですし、同じ環境で育った兄弟でも人見知りする子としない子に分かれる場合もありますので、あまり思い詰めないようにしましょう。
持って生まれた個性
赤ちゃんにもそれぞれ持って生まれた気質があります。神経質な子だったり、おっとりしていたり、そんな中物怖じしない性格の赤ちゃんは人見知りしない傾向にあるようです。
ですので、人見知りしない赤ちゃんは他人に対して怖いという気持がないので、堂々とコミュニケーションがとれる赤ちゃんなのかもしれません。
もともと赤ちゃんが社交的
例えば大家族の中や親戚などが多いところで育っていたり、家族が社交的で他人と触れ合う機会が多かったりとずっと大勢の人の中に自然といると、人見知りしない子が多いようです。
他人への恐怖心を感じる以前にそれが当たり前になっていますので、他人への抵抗感がなくなるからではないかと言われています。
そういった表現もあまりなく、感情表現に乏しいなど、不安なことがあれば、一度医師に相談しても良いかもしれません。
人見知りをしないことよりも、お母さんに対しての感情表現をするかしないか、どんな様子が見られるかがポイントになりますので、そこを重点的にみてあげてください。
自閉症などの発達障害を持つ赤ちゃんには、目線を合わせようとしない、あやしても笑わないなど、愛着行動がみられずあまり感情を表現しないという特徴があり、あまりにも人見知りをしない子の場合は、発達の遅れを心配するお母さんも多いみたいです。
ですが、お母さんから離れる時に泣いたりなど、ちゃんとお母さんを特別な存在だと認識している場合は心配ありません。
人見知りと発達障害の関係性
人見知りの表現方法はそれぞれ
人見知りというと、お母さんやお父さん以外の人の前で、他人と会った時に赤ちゃんがしがみついたり、ギャン泣きしたりという反応が一般的な感じがしますが、実は赤ちゃんの感情表現の仕方もそれぞれなんです。
人見知りしていても激しく表現はせず、自分なりに表現していることがあります。
例えば表情が硬くなったり、目をそらしたり、いつもよりお母さんの元も離れない等、静かな行動がみられる時がありますので、ただおとなしいと思って放っておかずに、しっかりと観察して見逃さないようにしてくださいね。