2016.08.07 Sun 更新

自宅出産のメリットとデメリット。気になるポイントまとめました

出産する場所に病院を選ぶ人が多い緒ですが、最近では「自宅」を選ぶ人も多いようです。 昔は出産する場所が「自宅」なのは一般的なことでした。ですが、自宅で出産するということは危険だという意見もあります。 今回は「自宅出産」についてご紹介します!

家族と相談して、承諾と理解を得る

自宅で出産したいと思ったら、きちんとした準備が必要です。
自宅出産を行うためにしなければならない準備は以下の通りです。

自宅出産はどうすればできるの?

文字通り出産する場所を『病院』ではなく『自宅』で行うことを、自宅出産と言います。
昔は陣痛がくると、御産婆さんや助産師さんが家に来て出産の手助けをしてもらい、家族に見守られながら「自宅で」出産をするのが一般でした。
昔は主流でしたが、今ではほとんどが病院で出産を行い、自宅出産は全体の1%程度が行っていると言われています。

自宅出産について

病院では出産後、約1週間入院をして母体の回復のためのアフターケアや、沐浴の方法や授乳の方法の紹介等をします。
多くのお母さんは、この1週間をゆっくり休む期間にあてたり、退院後の生活に備えための期間にします。

出産後のサポートをしてくれる人を探す

家族からの理解を得ることができたら、自宅出産でお世話になる助産師さんを探しましょう。
助産師さんは自宅出産においてかなり重要な人です。
相性だけでなく、医療機関との連携がとれているかどうか、出産の価値観を押し付けないかどうかをよく確認してくださいね。

助産師さんを見つける

まずは、家族と相談して、家族の承諾と理解をしてもらいましょう!
出産を間近で見るということへの覚悟の気持ちに、医療機関ではない場所での出産に対する理解がなければ、自宅での出産は難しいものです。
自分が自宅で出産することへの気持ちをしっかり伝え、家族の理解を得ましょう。

自宅出産におけるメリットは以下の通りです。

自宅出産のメリット

ですが、自宅で出産をすると、そうはいきません。
母体のアフターケアや子育てだけでなく、家事など身の回りのことが全て自分に降りかかってくるのです。
自宅で出産した後に、少なくとも1週間は身の回りのお世話をしてくれる人を探しておきましょう。

慣れた環境でリラックスして出産できる

助産師さんが、妊娠中のチェックから分娩、陣痛が始まってからはつきっきりで様子を見たり、励ましてくれます。
出産後も母乳マッサージや沐浴の指導、育児相談にいたるまで、同じ助産師さんに継続的なサポートを受けることができます。

継続的なサポートが得られる

見慣れた家の中ですので、リラックスして出産に臨むことができます。
病院の分娩台や陣痛の時にいる部屋と、出産する部屋が違って移動したりといったことがありません。
自分の家の中の好きな場所で、好きなスタイルで出産に臨むことができます。

家族みんなが出産に立ちあうことができます。
陣痛に耐え、懸命に産む姿を見て感動を覚える家族は多いそうです。
目の前で命の誕生が行われることで、命の尊さを強く感じることができ、家族の絆が深まるとも言われています。

家族がみんな立ちあえる

自宅出産のデメリット

次にデメリットです。
良い面があれあ、悪い面もあります。

緊急事態になった時医療の対応が遅れる

家族のトラウマになることも

出産時に万が一の事があった場合に医療の対応が遅れることが、自宅出産の最も恐ろしいところだと言われています。
病院では異常があった場合、すぐに医療措置をとることができますが、自宅の場合は救急車を呼んで、助産師が連携している病院へ向かう事になります。何かあった場合の「移動」は医療の対応の遅れは、母子ともに命の危険に繋がります。

産後の生活がハード

家族が納得した上での自宅出産でも、あまりの光景に出産の経験のない子どもがショックを受けてsまい、トラウマになることもあるそうです。
陣痛に耐え、懸命に産む姿を見て感動を覚える家族は多いと、メリットのところで紹介しましたが、逆になってしまうこともあるんですね…。

自宅出産は、出産の後に訪れるのは「いつもの日常」です。
この「いつもの日常」は出産直後の女性にとってとても厳しいものです。

食事も自分で用意をしますし、衣服も汚れたら自分で洗濯します。
部屋も掃除をしなければなりません。それに付け加え、新生児の育児です。

誰の手助けもない場合での自宅出産は、産後の生活がかなりハードなものです。
出産でダメージを受けている女性にとって、辛い日々になってしまいます。

自宅出産の費用

出産は、もちろん費用がかかりますが、自宅出産は病院で出産するよりも安く費用を抑えれるとされています。
一般的な病院での出産は、総合病院などは35~45万円、こだわりのあるところだと、約40~60万円程度かかるとされていますが、自宅出産をする場合、費用は25~40万円程度です。
意外なこといん、自宅出産は安く済むのです。

いかがでしたか?
自宅出産は、病院の様に規則もありません。
赤ちゃんや自分との面会に制限もないので、メリットばかりな気もするのですが、危険を伴うこともあることを理解しておきましょう。

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