2016.08.13 Sat 更新

高齢出産はやっぱりリスクが多い!?気になる高齢出産についてのまとめ

最近は晩婚化が進み、高齢出産もそんなに珍しくはなくなってきました。医療も進んでいますので、昔ほど高齢出産が危険というわけではありませんが、やはりそれなりのリスクはあります。今回はそのリスクについてまとめてみましたので、是非気になる方はご覧下さい。

次に、染色体異常児が生まれる可能性が高くなります。染色体異常児とは、分かりやすく言うとダウン症など、障害をもった子どものことです。
この原因の一つにも、卵子の老化つまり、質の低下が関係しています。
精子や卵子が老化していると、染色体に異常をきたし、結果的に染色体異常児へと繋がっていくのです。

リスクが高まるとは言いますが、具体的にどんなリスクがあるのか見ていきましょう。
まず、妊娠率が下がって妊娠しづらくなる傾向にあります。理由としては、上手く受精しない確率が上がるからです。
その背景には、年齢と共に精子と卵子の質が下がるためだと考えられているようです。
実際に、20代では不妊の確率が数%に対して、40代では60%を超えています。

どんなリスクがあるの?

一般的には、35歳以上の方が出産される場合は、高齢出産と言われています。
これは日本産科婦人科学会で決められています。
なぜ35歳かといいますと、それくらいの年齢からリスクが高まることから35歳に定義されています。

何歳からが高齢出産なの?

上記に書いたように、色んなリスクがありますので、少しでもそのリスクを最小限に抑えるように努力しましょう。
日々の生活からできることは沢山ありますので、是非実践してみてください。
まず基本的なことですが、睡眠・休息、バランスのとれた食事をしっかりと摂ることが大事です。
もしタバコやお酒を嗜まれている方は、辛いでしょうが妊娠中は頑張って、やめましょう。ストレスを溜めないことも大事です。

高齢出産で気をつけるべきこと

そして1番怖いのが、やっぱり早産や流産ですよね。
流産と早産は主に染色体異常で起きやすくなります。
20代では約10%しかない流産の可能性も、40代では倍の約20%となってしまいますので、かなりリスキーではあります。

また、やっと妊娠できても、その妊娠中に母体へ影響が出る事もあります。
体調不良や病気にかかりやすくなり、妊娠高血圧症候群になりやすくなるので、注意が必要です。
この妊娠高血圧症候群とは、血圧が高くなったり、尿にたんぱくが出たり、全身がむくんだりと厄介な病気です。
時にはこれの影響で帝王切開になることもあるそうです。

高齢出産は確かに若い時に出産に比べたらリスクがありますし、不安要素も多いと思います。ですが、デメリットばかりではありませんし、年齢を重ねている分の余裕やゆとりは代え難い物です。
自己管理を徹底して、食事や生活リズム、その他の細かなことまで、気を配れると思います。
ですので、自身を持ってしっかりとした意識で、妊婦生活を送ってくださいね。
また出産後も、経済的にも余裕がある状態で子育て出来ますので、良いと思います。
伴うリスクは十分理解しておいて、元気な赤ちゃんを産めるよう頑張ってください。

最後に

高齢出産はリスク、デメリットばかりが目立ちますが、メリットもあります。
出産の際に、経済的な面で貯める時間と余裕があります。また人生経験も豊富でしょうから、精神的にもゆとりがあると思います。
このゆとりは非常に大事で、出産の際にも大きく影響してきます。
また女性ホルモンの分泌量も増える為、肌にツヤが戻りさらに、冷え性の改善効果も期待できます。

安心してください。メリットもあります

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