2016.08.18 Thu 更新

母乳が少なくて赤ちゃんは母乳不足に?母乳不足の改善ポイントをまとめました

母乳の出が悪いことに悩んでいる方は多くいます。 粉ミルクと違って飲んでいる量が分からないので、母乳が足りているのか不安になっちゃいますよね。 今回は「母乳不足の改善ポイント」についてご紹介します!

ストレス

母乳は、赤ちゃんに乳首を吸わせるほど出やすくなる仕組みです。
「母乳があまり出ないから…」といっておっぱいからの授乳回数を少なくしてしまうと、余計に母乳が出にくくなります。

授乳回数の減少

母乳不足の原因の多くは、後天的な要因です。
本当に母乳が出ないお母さんは2万人に1人の割合だと言われています。

母乳不足の原因

赤ちゃんが生まれると、夜間に授乳で寝不足になってしまいがちです。
ですが、寝不足で体力が低下すると、母乳が出にくくなることがあります。

体力低下

母乳は自分の食べたものからできているので、食生活は重要です。
バランスの良い食生活を心がけましょう。

食生活の乱れ

寝不足や慣れない育児や様々な要因でストレスが溜まってしまい、母乳が出にくくなることがあります。
母乳が出ないことでさらにストレスが溜まってしまう…という悪循環に陥ることがあります。
ストレスをなるべく溜めないよう、こころがけましょう。

母乳が出にくいのは乳腺が詰まっているからかもしれません。
乳腺に古い母乳が残っていると詰まりの原因になります。
それだけでなく、脂っこい食事も乳腺の詰まりの原因になります。

乳腺の詰まり

母乳の約8割は水分で作られています。
そのため、お母さんの体内の水分が不足すれば、母乳に回し水分が少なくなってしまい、母乳が出にくくなります。

水分不足

冷え

母乳を増やす方法

女性の身体は、おっぱいが冷えると母乳は止まる仕組みです。
身体の冷えにより、血行が悪くなると、母乳の出が悪くなることがあります。

授乳回数を増やす

母乳量を増やす方法は以下の通りです。
当てはまる部分を参考にしてくださいね。

赤ちゃんにおっぱいを吸われると、母乳の生産を促すホルモンが分泌されます。
一般的な授乳回数は8~10回程度です。
搾乳器でおっぱいを刺激するのも効果的な方法ですよ。

乳腺、乳管を開通させる

女性が一日に必要な水分量は個人差もありますが、一般的に1500~2000mlだと言われています。
そして、赤ちゃんが一日に摂取する母乳の量は600~800mlだと言われています。
赤ちゃんに授乳することを考えると、授乳中の女性は一日に2000mlから3000mlの水分補給が必要です。

水分を多く補給する

入管が詰まっていると母乳が出にくくなります。
詰まりを解消するためのマッサージを行いましょう。

慣れない育児は、ストレスが溜まりやすいです。
ストレスが溜まってしまうと母乳が止まってしまうママも多くいるので、なるべくストレスは溜めないようにしましょう。

ストレスをためない

赤ちゃんにしっかり吸ってもらう

赤ちゃんがおっぱいをしっかりとくわえていないと母乳は出ません。
乳輪まで深く吸わせるようにしましょう。
押し付けすぎると、赤ちゃんは呼吸出来なくなって窒息してしまうので注意してくださいね。

冷えないように血液の巡りをよくする

母乳は血液でできています。
そのため、血行が悪いと母乳の分泌も悪くなってしまいます。
散歩等の軽い運動やマッサージは血の巡りを良くするので、冷えを予防することができます。

ミルクの量を減らす

赤ちゃんがおっぱいを欲しがったら積極的に与えてください。
母乳は出そうとしないとどんどん出なくなります。母乳が足りないときだけミルクで補うようにしましょう。

十分な睡眠をとる

母乳は寝ている間に作られます。
生後数ヶ月は夜中の授乳などで寝不足になりがちです。
赤ちゃんのお昼寝時はママも一緒に寝る等、工夫をして、少しでも多く睡眠をとりましょう。

いかがでしたか?
母乳不足かもと悩んでいる方は、上記の方法をぜひ実践してみましょう。
それでも効果が出ない場合は、母乳外来へ相談してみてくださいね。

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