インポテンツの原因は?
インポテンツは大きく2つに分けられ、二次性徴が表れずに一度も勃起をしたことがない状態を「一次性インポテンツ」、以前は勃起が可能だったが何らかの原因で勃起できない、維持できない状態になってしまった状態は「二次性インポテンツ」と呼ばれます。
男性は性的な興奮が起こると、陰茎の中にある海綿体に血液が大量に流れ込み勃起します。
勃起を起こすには、性的な刺激だけでなく血管を拡張させる「サイクリックGMP」という物質も欠かせません。
それとは逆に、海綿体には勃起を抑える「PDE5」という酵素も含まれています。
この2つの物質がなんらかの原因でバランスが取れなくなると、勃起状態を保つことができ開くなり、インポテンツになってしまいます。
インポテンツはEDとも呼ばれ、セックスのための十分な勃起が出来ない、または維持できない状態を表します。
勃起不全では女性の膣内に写生することができないので、男性の不妊の原因とも言われています。
そもそもインポテンツって?
加齢や糖尿病、うつ病、動脈硬化、前立腺肥大などの病気が原因で勃起できない、勃起が維持できない状態になります。
こちらは心因性に比べると比較的年齢層が高く、40代移行の人に多く見られます。
器質性
精神的なことが理由で勃起できない、勃起が維持できない状態になります。
比較的若い年代に多く、20〜40代でも悩まされている人が多いのが特徴です。
心因性
インポテンツになってしまうと、男性は大きなショックを受けます。
ここでは二次性インポテンツの代表的な原因をご紹介しますので、原因を知って適切な対処をしてください。
インポテンツの治療法
しかし、心因性のインポテンツの場合は寝起きの勃起やマスターベーションでは問題が見られず、セックスの時だけ勃起できない状態も多いようで、その点で心因性か器質性か見極めることが出来ると言われています。
二次性インポテンツの場合、軽度なら時々勃起できないことがある程度の症状ですが、進行していくと全く勃起できない状態になっていきます。
症状は?
二次性徴が表れなかったことが原因なので、男性ホルモンを補充する治療を行うことで二次性徴を促します。
医師と相談の上、期間や方法を十分に理解して行うことが大切です。
一次性インポテンツ
その原因によっても治療法が異なります。
インポテンツの原因となっている精神的な問題を取り除くために、行動療法や心理療法を行います。
これらの治療で効果が得られない場合には、バイアグラなどを使用した薬物療法を取り入れることが多いようです。
心因性二次性インポテンツ
器質性二次性インポテンツ
インポテンツの原因となっている疾患の治療を行います。
抗鬱剤、抗アンドロゲン、降圧剤など、一部の薬物にはインポテンツの原因となる作用があることが認められているので、医師と相談の上薬剤の変更、服用の中止などを行い様子を見ます。
食事
インポテンツは生活習慣がその原因となっている場合もあります。
生活習慣を改善することで症状が解消される場合もあるので、以下の様なことに気を付けて見てください。
自宅で出来る対策
禁煙
DNAに傷をつけたり精子の運動量を低下させると言われている、活性酸素を取り除く抗酸化物質を豊富に含む食品を摂るように心がけましょう。
野菜や果物は抗酸化物質が豊富に含まれるものが多いので、食事に積極的に取り入れていくのがオススメです。
喫煙は血液のめぐりを悪くするのでインポテンツの原因になると言われているだけでなく、精子の質にも悪影響を与えます。
もし、インポテンツで悩んでいてタバコを吸っているなら、まずは禁煙から初めて見ましょう。
ストレス解消
仕事でのストレスやインポテンツに悩み過ぎる、妊活へのプレッシャーなども原因となります。
ストレスを抱えていると他にも健康に支障を与えてしまう可能性もありますので、趣味に打ち込む、ゆっくり過ごす時間を持つなど、自分にあった方法でストレスを解消するようにしましょう。
いかがでしたか?
インポテンツは身体的なものだけでなく精神的なことが原因の場合が多いものです。
妊活に焦るあまりに夫を責めるのは逆効果です。
まずは夫婦で話し合ってみたり、一度妊活をお休みしたりしてリラックスできる健全な夫婦関係を楽しむことも解消に繋がるかもしれません。
一度時間を置いてみて様子を見てみるのもいいかもしれません。