2016.08.27 Sat 更新

妊娠中の座骨神経痛。原因と症状は?

妊娠初期から現れる症状、「座骨神経痛」。 坐骨神経痛は妊娠初期と中期、後期で原因がそれぞれ違い、それぞれにあった対処法が必要です。 今回は「座骨神経痛」についてご紹介します!

妊娠中に起こる座骨神経痛は、妊娠前期・中期・後期で原因が異なります。
原因が違えば対処法も全く違います。
原因は以下の通りです。

座骨神経痛の原因

一般的に、まず腰痛が症状として現れます。
次にお尻や太ももの後ろ、すね、足先といった部分にまで痛みやしびれが起こります。
場合によっては麻痺のような症状となり、歩行障害に至ってしまう場合も…。

「坐骨神経痛」とは、病名ではありません。
腰から足の方まで伸びている坐骨神経が、何かの原因で圧迫もしくは刺激されることで起こる、痛みやしびれなどの症状の総称を「座骨神経痛」と呼びます。

座骨神経痛とは?

妊娠中期〜後期

妊娠初期は、「リラキシン」というホルモンが出産準備の一つとして分泌されます。
リラキシンは、骨盤や靭帯を緩めてお産しやすくする働きがあるホルモンです。
このリラキシンの働きで、緩くなった骨や筋肉が脊椎にある神経にぶつかりやすくなります。
そうして、坐骨神経痛が起こりやすくなります。

妊娠初期

背中を反る姿勢は、腰椎や仙骨に大きな負担がかかってしまい、背骨と一緒に神経も圧迫されます。
その結果、坐骨神経痛が出やすくなってしまうのです。

お腹の中の赤ちゃんが急成長していくため、子宮もどんどん大きくなっていきます。
そのため体の重心が変わり、妊婦は背中を反る姿勢が多くなってしまいます。

その違いは、「柔軟な筋肉を持っていて、血行が良い」ことです。
筋肉が固い人は、体を動かせる範囲が狭く、関節の開きが悪くなります。
そのため、ちょっとした骨格のゆがみがすぐに痛みとして出やすいのです。

妊娠すると、必ず座骨神経痛が起こる訳ではなく、坐骨神経痛の症状が出る人と出ない人がいます。
違いはなんでしょうか?

座骨神経痛は必ず起こる?

血行の悪さも筋肉を硬直させる原因です。
坐骨神経痛を治す最も有効な方法は、「筋肉を柔軟にさせて血行を良くする」ということです。

座骨神経痛の対処法

座骨神経痛の対処法は以下の通りです。

身体を温める

体の冷えは坐骨神経痛を悪化させてしまいます。
ゆっくりお風呂に入り、身体を芯から温めましょう!
他にも日中は靴下をはく、カフェインは摂りすぎると身体を冷やすので控える等工夫をしてくださいね。

寝るときの姿勢は横向き

坐骨神経痛の場合、仰向けに寝ると余計に神経を圧迫してしまいます。
なるべく横向きの姿勢で寝るようにしてください。
左側を下にすると胃への負担も軽くなり、骨盤が安定しやすくなりますよ。

骨盤ベルトをつける

骨盤等のゆがみを抑えることで痛みが軽減されます。
妊娠中に使用できるトコちゃんベルトなどの骨盤ベルトを使用すれば、痛みが和らぎますよ。

ストレッチ

体に負荷があまりかからず、筋肉の緊張をほぐすストレッチを行いましょう。
毎日繰り返し行うとより効果的ですよ。
お風呂上りや寝る前など、リラックスした時間にしてくださいね。

妊婦によっては苦しいと感じるストレッチの体勢もあります。
苦しい、つらいと感じたら中断し、無理をせず、できる範囲内でしてくださいね。

ツボ押し

ひざの裏にある委中、ふくらはぎにある殷門、腰にある大腸兪といったツボを刺激しましょう。
このツボは、筋肉の緊張緩和や血行促進となり、坐骨神経痛の症状が緩和されます。

妊娠中に押してはいけないものツボもあります。
自分で行う際は、他のツボを不用意に押さないように注意しましょう!

いかがでしたか?
妊娠中の坐骨神経痛は、ほとんどのものが妊娠が原因です。
妊娠中は妊娠初期からストレッチなどを積極的に行い、予防していきましょう。

ランキング

ページトップへ