2016.07.26 Tue 更新

赤ちゃんの行事、お宮参り。お宮参りをする時期や服装、基本的なことをまとめてみました。

赤ちゃんの行事に「お宮参り」というものがあります。 生まれたばかりの赤ちゃんを、住んでいる土地の神様である氏神様にお披露目、成長を祝う行事です。 今回は「お宮参り」についてご紹介します!

祈祷料はいくら?

お祝いを行う時期は、地域によって違います。
ですが、一般的に男の子は生後31〜32日目、女の子は32〜33日目が良いと言われています。
体調や気候を考慮し、上記の日にちを目安とした生後30日前後で行う人が多いようです。

いつするの?

お宮参りは、上記で書いたように、生まれたばかりの赤ちゃんを、住んでいる土地の神様である氏神様にお披露目すると共に、その成長を見守っていただきたいとお願いする行事です。
神社へ参詣する場合が多く見られます。
出産後の母親と赤ちゃんが本格的に外出するという行事でもあります。

お宮参りとは?

気になる服装は?

赤ちゃんとその両親、そして父方の祖母の参加が一般的です。
昔から、赤ちゃんを抱っこするのは父方の祖母の役目だとされていますが、最近では核家族も増え、母親が抱くことも多くなりました。
そのため、親子3人で参詣・両家の両親を招く等様々です。
祖父母が近くにいて参加できるようなら皆でお祝いするのも一つの良い思い出になります。
参詣後、自宅でお祝いの席を設けたり、外での会食をする等、一つのイベントとして楽しむ人も多いです。

誰が参加する?

神社などにお参りする際、初穂料(はつほりょう)や玉串料(たまぐしりょう)と呼ばれる祈祷料を、白い封筒に入れて支払います。
神社により呼び名や金額が違うので、前もって確認をしておきましょう。
一般的に、三千円から一万円程度だとされています。

着せ方はとっても簡単です!
まず。祖母や母親が、赤ちゃんを抱っこした状態で赤ちゃんの上から羽織ります。
赤ちゃんの頭とは反対の肩に祝い着を掛け、祖母または母親の首の後ろで蝶結びをして完成です。
その際、前から見た時に祝い着の柄が綺麗に見えるように注意してくださいね!
赤ちゃんの時に使った産着は、仕立て直しをしたのち七五三の時に着ることができますよ。

赤ちゃんの服装は、「祝い着」が正式とされます。
男の子は、おめでたい柄とされる「鷹」、「鶴」、「兜」等の図柄の「熨斗目模様(のしめもよう)」で黒や紺の男の子らしい色の羽二重の紋付が祝い着として用いられます。
女の子は、赤やピンクの女の子らしい色でちりめん等に花柄をあしらった「友禅模様」が祝い着として用いられます。

赤ちゃんの服装

次に気になる服装です。
着物か洋装で悩む人が多いです。
授乳のタイミングも原因の一つですが、料金について不安に感じる人も多いです。
料金に不安を感じている時は、衣装のレンタルに関する情報も集めてくださいね。
最近では、格安の料金で着物をレンタルできるショップ、授乳しやすい洋装を用意しているショップもあります。
着物を着られる場合は、授乳が困難になります。
そのため、事前に哺乳瓶に慣れさせたりして、ミルクや搾乳して準備しておく必要があります。

最近では、ベビードレスを着せてその上にケープをする格好が人気です。
暑い季節は、ベビードレスの方が赤ちゃんにも負担にならずに済みますし、お母さんも和装より洋装の方が変に気負わずに済むからです。
祝い着は、お宮参りの時にしか使用しないのでレンタルする人がほとんどです。

いかがでしたか?
現代は簡略化することも多い「お宮参り」。
変に気負わず、一つの楽しいイベントとして捉えましょうね。

祖母や母親の場合は、紋付の礼装、もしくは訪問着や小紋またはワンピース等が一般的です。
授乳のことを考えると洋装の方が良いかもしれませんが、一度しかない行事なので、お子様の産着と一緒に着物姿いうのも素敵ですね。
男性はスーツの場合が多いです。
付きそう家族も、バランスを考え、着ていく服装を考えてくださいね。

家族の服装

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