適温にしていたつもりでも、ちょっとした温度の変化をもう一度確認することで、嫌がらずにお風呂に入ってくれることがありますよ。
こんなちょっとしたことでも、子どもがお風呂を苦手と思ってしまう原因になるんです。
バスマットを使う、温度計でお湯の温度を計る、部屋と脱衣所の気温差をなくすためにあたためておくなど、子どものために環境を整えてあげましょう。
・脱衣所の気温が低い
・お風呂場の床が冷たい
・お湯が熱い
・湯上がりの部屋が寒い
大人はなんとも思わないような温度の差でも、子どもは敏感に感じ取ります。
次のようなことはないかチェックしてみましょう。
温度差をなくそう
お風呂が怖い、嫌なことが起こるという子どもの気持ちを、少しずつでも「お風呂に入るのは楽しい」という意識に変えていくことが大切です。
「お風呂場まで頑張って来れたね!」「シャンプーできていい子だね!」湯船はあたたかくて気持ちいいね!」など、ちょっとしたことでも声掛けをしてあげましょう。
また、顔に水がかかって不快な思いをしたり、耳や目に水やシャンプーが入って痛い思いをしたりすると、「お風呂=不快、痛い」と思ってしまいます。
顔を洗えた、シャンプーを頑張ったなどちょっとしたことでもママやパパが笑顔で褒めてあげるようにしましょう。
子どもの服を脱がせたら、パパやママも一緒に裸になって鏡などを一緒に見てみて下さい。
そのまま優しく抱きしめてあげると、子どももママやパパの体温を感じて落ち着くことができます。
すぐには改善しないかもしれませんが、毎日続けることで服を脱いでも怖いことはないと安心してくれますよ、
お風呂に入るためには服を脱がせますが、実はこれを不安に思う子どもは少なくないんです。
大人であれば、「服を脱ぐ→お風呂に入る」と考えられますが、子どもはそうはいきません。
不安をなくす
子どもは普段できない水を使った遊びが大好きです。
お風呂でしか遊ぶことが出来ないおもちゃを用意してあげたり、お風呂用のクレヨンなどで思い切り落書きさせてあげたりすると、おもちゃで遊びたいと思い、自分からお風呂に入ってくれるようになりますよ。
子ども遊んでいる最中に「お風呂に入る」事を理由に遊びを中断されると、「お風呂=遊びを中断される」と思い、お風呂が嫌になってしまう事があります。
だからといって、いつまでも遊ばせておくわけにもいかないですよね?
そんな時には、お風呂で思い切り遊べるようにしてあげましょう。
お風呂場を楽しくする
まとめ
ますは子どもの気持ちを聞いてあげて、なんでお風呂にはいるのかや、お風呂は楽しくて嬉しい物だという事を伝えてあげて下さい。
子どもがお風呂を嫌がって大泣きしている時やどうしても入ってくれない時などはイライラしてしまったり、つい怒ってしまったりしがちです。
でも、お風呂に入らない事を怒ったり、無理やり服を脱がせてお風呂に入れたりするのは余計にお風呂嫌いになってしまうこともあるので、無理強いは禁物です。
今回紹介した方法は、どれもちょっとした心がけと準備で直ぐにできることですので、少しずつ実践してみてくださいね。