普通の風邪であれば40度近い熱を出していても、子供は元気なものです。
夜もしっかりと眠れていて、昼間も元気な様子でしたら、心配はないでしょう。
ただし、水分補給はよくさせて下さい。
中には40度以上の高熱があっても、元気な場合もあります。
この場合は、病院に行く必要はありません。
1~2日高熱が出たからといって、すぐに脳に損傷を与えるような重大なことには繋がりませんので、まずは様子を見るようにして下さい。
ですが、40度近い熱の原因が感染症の場合もあるので一概に風邪だと決めつけるのは危険です。
水疱瘡、インフルエンザ、おたふく風邪など様々なものがありますので、感染症が原因のときはきちんと病院で治療してください。
熱ふが出だしたら、ただの風邪の症状(発熱や咳、鼻水、のどの痛みなど)以外に、何か異なる症状が現れていないか入念にチェックして、判断して下さい。
基本的に子どもが熱を出す原因は、大抵が風邪です。
もともと平熱が高いこともあり、40度の高熱を出すこともよくあります。
体に侵入した病原菌を倒すために熱が出るので、熱が出ること自体は悪いことではありません。
どうして突然、高熱を出すの?
高熱が続く。病院へ行くタイミングは?
しかし解熱剤は種類が決まっていますので、かかりつけの小児科に処方してもらったものを使用して下さい。
タイミングとしては、熱が上がりきってしまってから使用して下さい。このタイミングで与えてあげれば、高熱のキツさはしっかりと緩和できます。
発熱は病原菌に対する体の防衛反応ですので、自然に任せて熱が下がるのを待つのが一番です。
たまに、すぐ解熱剤で熱を下げようとする人がいますが、無理にする必要はありません。
高熱が続いて、体力の消耗が激しかったり、熱のせいで夜に眠れない場合などには、解熱剤を使って下げるといいでしょう。
高熱への対処法は?
急に高熱を出したら、心配になりますよね。
心配も分かりますが、しっかりと赤ちゃんの様子を観察して、病院へ行くべきか否かしっかりとした判断が大事になってきますので、慌てず対処するようにしてください。
高熱には慌てず対処!
受診する際は、医師の質問にしっかりと答えれるように赤ちゃんの様子を観察しておき、それを記録などしておくといいでしょう。
例えば、いつ頃から発熱しているか、上がったり下がったりしているか、食欲はあるか、最高は何度まで上がったか、など記録しておくことで、今後同じような状況になった時に役に立ちますし、受診もスムーズに行なえると思います。
タイミングとしては、熱が3日以上続いているかどうかで病院に行くべきかどうかが分かれます。
続いているようなら、病院へ行ってください。
なぜなら、3日以上続く場合は合併症を起こしている可能性があるからです。
また、3日以上高熱が続いていなかったとしても、ずっとぐったりしている、その他に発熱以外の症状(咳や下痢、嘔吐、頭痛など)が見受けられる場合は、小児科を受診するようにして下さい。
お母さんが慌てていても、なんの解決にもなりませんので、そこはきちんと意識しておいてください。
日頃から観察しておくことで、発熱時にも、いつもの風邪じゃないかどうかに気づけるようになると思います。