しかし、赤ちゃんとのコミュニケーションをしっかりととることで、母親としての自覚が深まり、さらにリラックスした穏やかな気持ちが赤ちゃんに伝わることで、それが産後の育児にも良い影響が出ているのかもしれません。
胎教は赤ちゃんの脳を刺激するので、好奇心旺盛な子どもになるとか、夜泣きが少なくなるなどの体験談が多いようです。
ですが、これはあくまで体験談ですので、科学的な根拠はありません。
その効果について
胎教とは、妊娠中からはじめる早期英才教育ともいえます。
ですがその内容については、幅広い捉え方があります。
一般的には胎教は、妊婦が精神安定に努めて、胎児によい影響を与えようとする事という意識が強く、妊娠期をどんな風に過ごすか、どう充実したものにするかということに重きを置いているようです。
胎教とは?
胎教の方法
これは諸説ありますが、赤ちゃんの脳は妊娠3ヶ月くらいから記憶ができるという説があります。
ですので、早いうちから始めるのは良いみたいです。
つわりがキツい時などは無理をしないで下さい。胎教は絶対ではありませんので、無理に気負わず、興味を持ったときに始めるようにしてください。
さらにお母さん自身もつわりが終わって落ち着いてきている頃です。
胎教を始めるにはちょうど良い時期です。
これは個人差がありますが、平均的に妊娠5~7ヶ月頃(妊娠中期)から始める方が多いようです。
なぜなら、これくらいの時期から赤ちゃんの耳の機能が発達しますので、音や声がお腹の赤ちゃんに届くようになるからだそうです。
いつから始めるのがいい?
オススメとしては、クラシックやオルゴール音などと言われています。
理由としては、クラシックにはリラックス効果や脳を活性化させると言われるリズムが多いそうです。
他には、童謡も良いみたいです
。ですが、一番はお母さんが気持ちよく感じることができるお気に入りの音楽です。
音楽を聞く
胎教をする時は、お母さん自身がリラックスできて、楽しめることが大切です。
では方法について、詳しくみていきましょう。
絵本の読み聞かせ
お腹をなで赤ちゃんとスキンシップをとることで、愛情ホルモンと言われるオキシトシンがたっぷり分泌されます。
このオキシトシンは、母子の絆作りに作用しているので、積極的にスキンシップをとるようにしましょう。
お腹をなでる
シンプルなストーリーで読みやすく感情を込めて読むのがオススメです。
絵本を選ぶ時のポイントは、お母さんがその絵本を好きで読んでいて楽しくなれるかどうかです。
産まれてからも読み続けてあげたいと思う絵本を選んでくださいね。
意外ですが、運動も胎教の一つです。
散歩に出かけることなど、適度に体を動かすことは赤ちゃんへの血流もよくなりますし、オススメです。
散歩くらいでしたら、運動が苦手な方でも気軽に始められますよね。
適度な運動
最後に
胎教と聞くと、難しく考えてしまう人が多いと思いますが、そんな事はなく特別な道具や教材がなくても、簡単に行うことができます。
ですので、是非胎教を通して赤ちゃんとの絆を深めるようにして下さい。
ですが、胎教は絶対ではありませんから、全然胎教できなくても気にしないでください。
お母さん自身がリラックスして楽しく過ごす時間を少しずつ作るだけでも十分胎教になりますよ。