早生まれのメリット
小さいうちは、体格の違いが著に現れます。
3kg前後で生まれたばかりの子、10kg近くまで成長した子が同学年でいる訳ですからしょうがないものです。
対格差があるので、運動能力にも差がでてきてしまいます。
また、気になる学力の差ですが、小さいうちは差が出るかもしれません。
このように小さいうちは差がでてしまうものですが、年齢があがるに連れて差はなくなります。心配しないでくださいね。
早生まれと遅生まれの比較
この「早生まれ」という呼び名は少しややこしいかもしれませんね。
1月1日から4月1日までに生まれたので早生まれ、と言われます。
4月生まれの子と、翌年3月生まれの子は日本では同級生になるのですが、4月の入園・入学の時点で、約1年の差がついています。年齢が小さいほど、その差は歴然と現れることが多いため、早生まれの子どもを持つ親は不安にもなることが多いそうです。
早生まれとは?
会社を定年退職する場合、60歳の誕生日または誕生付きまでで退職となるケースがほとんどですので、他の人よりも約1年程、長く働くことができます。お給料をもらえる期間がそれだけ長くなるということです。
定年退職は、会社の規定によるので、注意してくださいね。
定年退職が1年長い
小さい頃は何かと不利なイメージが強いですが、年齢を重ねる毎にお得感を感じるようになっていきます。
まわりの同級生達が三十路になっていくなか、自分は一番遅く三十路になります。
同級生の中でも一番遅く歳をとるようになるというのが嬉しいポイントだそうです。
若い期間が長い
早生まれには、早生まれのメリットがあります。
メリットは以下の通りです。
もし大学を浪人してしまっても、逆に年齢が近い人もいるくらい、1学年下の人達との年齢差が少なくなります。
4月生まれの人が留年してしまうと、2年近く年齢が違う人とも過ごすことになってしまいます。
この差は意外と大きいのかもしれませんね。
留年しても年齢差が少ない
1歳早いタイミングで色々な経験ができます。社会にでるのも約1年早いため、社会経験を早くに積むことができますよ。
小さいうちは、体格や能力の問題で苦労することもあるかもしれません。
ですが、ある程度大きくなると、1年近く早く色々な経験が出来るというのはメリットにつながります。
早く経験ができる
早生まれのデメリット
成長が遅くなりがち
次に、デメリットをご紹介ですね。
デメリットは以下の通りです。
免許証を取るのが遅くなる
年齢が小さいうちは、体の発達、能力の発達ともに同級生との差を感じてやすくなります。
生まれたばかりの子と、もうすぐ1歳で早ければ歩き始めている子が同級生ということになるので、こちらは仕方ありません。
この「成長の差」が一般的に言われる「早生まれのデメリット」です。
日本の普通車の免許取得は18歳の誕生日から、普通二輪は16歳の誕生日から取得なので、誕生日まで待たなければなりません。高校を卒業してすぐに免許をとりたくてもとれないという状態になってしまいます。
バイト等の制限に不利
大学生や社会人で20歳になり、同級生、同期がお酒を飲み始めているのに、19歳の自分は飲むことが出来ません。
飲み会にも参加できないこともあり、ちょっと切ない思いをすることになるかもしれませんね。
飲酒可能になる時期が遅い
バイト等では「18歳以上」などと年齢制限が付いている場合、面接に行って断られる、ということもあります。
ゲームセンターなどでも、15歳以下は18時以降の入場制限がかけられていることが多いため、早生まれの場合、高校生になっても15歳なので入れない、ということがあります。
地域ごとの成人式のお祝いでは、地元の幼い頃の友人が集まるとても大切な場所です。
これも地域によって区切りがあり、年度ごとの区切りになっている場合と、生まれ年で区切りになっている場合とがあります。
生まれ年で区切りになっている地域では、同級生とは1年遅れて成人式に参加することになるので、式に参加しても同級生がほとんどいないという寂しい状態になるかもしれません。
成人式が遅れる可能性がある
年齢による控除や手当が遅い
年金は65歳から受け取ることができるのですが、早生まれの場合、年金の受け取りが1年遅れになってしまいます。
また、早生まれの高校1年生は児童手当ももらえませんし、扶養控除も受けられません。
いかがでしたか?
早生まれは損、デメリットがある等、悪いように思われがちですが、メリットもたくさんあります。
子供を育てる上で、大事なことは子供の個性を見守ることです。
小さいうちの成長の差も子供の個性と思って、楽しく暮らしてくださいね。