さっそく試したい冷え対策
また、冷えが起こると排泄機能も低下してしまうので、生理の時に子宮内膜がきちんと排出されずに子宮に残ってしまうことがあります。
それが原因で、子宮内膜症や子宮筋腫と言った不妊の原因となる病気を引き起こしてしまうことがあるのです。
冷え性になると、血行が悪くなるので子宮の働きが弱まってしまう可能性があります。
子宮の働きが弱まると女性ホルモンの分泌が滞り、卵巣機能や黄体機能が低下するので、不妊の原因にもつながるのです。
一般的に女性は、男性に比べると熱を作り出す筋肉の量が少ないため、冷え性になりやすいと言われています。
また、その他にも、自律神経の乱れ、女性ホルモンのバランスの乱れ、貧血、低血圧など、様々な原因で冷えは起こ
妊活と冷えの関係
朝食をとると胃や腸などの消化器官が働くので、体温が上昇し、血流を促してくれます。
朝からしっかりと食事をとるのが辛いときには、温かいおかゆやスープを少し飲むだけでも冷えを改善することに繋がりますので、試してみて下さい。
朝起きたときには、人間の身体は最も体温が低いと言われています。
昼に向かって徐々に体温は上昇していきますが、朝食を抜いてしまうと体温が上がりにくく、1日中血流が悪い状態になりやすくなります。
朝食をとる
不妊以外にも様々な不調や病気の原因となる冷えは、女性の大敵です!
普段からしっかりと対策をすることで冷えを解消することが出来るので、これから紹介する方法をぜひ取り入れてみてください。
<陰性の食材>
・コーヒー
・ビール
・牛乳
・お酢
・なす
・トマト
・バナナ
・パイナップル
など
東洋医学の考え方では食べ物は身体を温める作用のある「陽」の食材と、身体を冷やす作用のある「陰」の食材があるとされています。
食材を選ぶときには、この陰陽考えてみると、身体の中から身体を温める事ができます。
冷えを根本から改善するのに大切なのは、身体の中から温めて行くことです。
栄養バランスが悪い食事は、タンパク質やミネラルなどの身体を温める作用のある成分が不足しやすく冷えを悪化させます。
身体を温める食材を選ぶ
<陽性の食材>
・梅干し
・味噌
・醤油
・しじみ
・イカ
・かぼちゃ
・にんじん
・ごぼう
など
露出の少ない少しゆったりとした服装で、ブランケットやストールなどを活用しながら冷えを防ぐようにしましょう。
身体を締め付けるような服を着ていたり、ミニスカートなど足を出したスタイルは身体の冷えに繋がります。
冷えるからと言って靴下を重ね履きすると足首が締め付けられて血行が悪くなり、かえって冷えを促進してしまうことに繋がりますので注意しましょう。
服装
冷えを改善するためには、38〜40度くらいの少しぬるめのお湯にゆっくり浸かるのがオススメです。
ぬるめのお風呂なら長い時間使っていることが出来るので、血行が促進されて芯からポカポカになることができます。
お風呂
熱いお湯に使ったほうが良いんじゃないの?と思うかもしれませんが、熱いお湯だと使っている時間が短くなり、身体の表面だけが温まってうい側は冷えたままという状態になります。
また、血圧も急上昇しやすく、身体への負担も大きいので避けるようにしましょう。
適度な運動
サプリや漢方を活用する
運動が苦手だしなかなか時間が取れない…という時でも、まず自分にあった方法で始めて下さい。
1日10分歩いたりストレッチをしたりすることでも十分です!
適度な運動をすることは、冷えの解消にはとても効果的です。
血行が促進されて代謝が向上するだけでなく、汗腺を活発にして皮膚の働きの改善、筋肉の刺激による自律神経の機能向上なども期待できます。
また、漢方は冷えを改善する効果のあるものも多く、自分の体質にあわせて選ぶことができるので、一度相談してみるのもオススメです。
有名なものだと、(りょうけいじゅつかんとう)や当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)と言った物があります。
サプリは補助的な役割なので、劇的な変化はありませんが、普段の食事では十分に摂れない栄養を補給することで栄養バランスが整い、健康に近づくことで冷えを改善することが期待できます。
いかがだったでしょうか?
冷えを改善することは妊活のためだけでなく、健康のためにも大切です。
急に改善することは難しいかもしれませんが、意識して少しずつ改善していくようにしましょう。