2016.11.12 Sat 更新

ちゃんと知っていますか?お食いはじめについてのまとめ。

赤ちゃんが産まれると、色んな行事が立て続きます。 その中でも今回は、お食い初めについて、よく聞くけど実際はどういった手順でどういうことをしたらいいいのか私自身、知らなかったのでまとめてみました。 参考にしていただけると、幸いです。

無理矢理100日目に行なう必要性はそんなにありませんので、みんながちょうど良いタイミングの時に行なうといいでしょう。
100日というと、結構長く感じるかもしれませんが、意外とあっという間にきますので、うっかり過ぎてしまっていた!なんてことにならないように気をつけましょう。
最近では行事の日程を計算してくれるアプリもありますので、そういったものを活用するのもいいかもしれませんね。

基本的には100日目にお食い初めを行なうのが一般的です。
カウントの始まりは、産まれた日を1日目にしてそれから100日を数えます。
ですが、どうしても100日目には出来ないという人もいるでしょうから、最近ではぴったり100日ではなく、生後100日〜120日の間に行なう家庭も増えているようです。

ちゃんと100日目がいいの?

お食い初めとは、生後100日目頃に子供がこれから先、食べ物に一生困らないように、ということと、健やかな成長を願って初めて食べ物を食べさせる行事のことです。
地域によって呼び名はそれぞれ違っていて、箸揃え、箸祝い、百日祝いなど呼ばれることもあります。
もともとの起源は、昔は生後100日も生きられない赤ちゃんが多くいたため、100日を無事に迎えた赤ちゃんに願いを込めてこの行事が始まったとされています。

お食い初めってなに?

食器

1.食器
2.献立
3.歯固めの石

一つ一つ解説していきますね。

では次にお食い初めに必要なものを見ていきましょう。
用意するものは3つです。

お食い初めに準備するもの

<高椀>
梅干しや歯固めの石をのせる器

<つぼ椀>
香の物や酢の物など、冷たい料理

<平椀>
煮物や焚き物など、暖かい料理

お食い初めの必要な食器は漆器や素焼きのもの、お箸は柳の白木箸を仕様します。男女で器の色が異なり、男の子は内外ともに朱塗の器、女の子の場合は外側が黒塗り、内側が朱塗の器と決められています。
また、お膳にも5つの器と別皿1枚があります。
それぞれ名称と中身が決まっていますので、ご確認ください。

<飯椀>
赤飯や白米など、ご飯を盛る器

ちなみに器を並べる時は絵柄に注意して、正面から見てもキレイに見えるようにちゃんと並べましょう。
ただ、お食い初めの食器は全て買い替えようとすると、結構値が張ります。
ですので、最近はレンタルできる食器やベビー食器などを仕様する家庭を増えています。

<鯛皿・別皿>
尾頭付きの鯛や紅白饅頭などは、お膳とは別皿で盛る用です

<汁椀>
鯛や蛤などの目出たい食材が入ったお吸い物

基本的なメニューは一汁三菜です。
詳細は以下の通りです。

献立

1.鯛などの尾頭付きの焼き魚
2.赤飯
3.吸い物
4.煮物
5.香の物

基本をおさえておけば、少々各家庭でアレンジを加えてもOKです。

お食い初めの順番

丈夫な歯が生えますように、という願いを込めて行なう儀式ですので、石は事前にしっかり用意しておきましょう。
一般的には、お宮参りに行った際に神社でいただくか、境内で拾って使用するなどが一般的です。
使用後は境内に返しましょう。

歯固めの石

最後に

お食い初めには順序があり、ご飯、お吸い物、ご飯、魚、ご飯、吸い物の流れで3回繰り返します。
実際には食べさせるのではなく、口に付けてあげるくらいで大丈夫です。
その後、石を使って歯固めの儀式を行なってください。

一生に一度の儀式なので、家族みんなと是非祖父母なども呼んで、みんなでしっかりと祝ってあげましょう!

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