2016.11.15 Tue 更新

赤ちゃんのおむつかぶれ。気になる原因と治療法は?

赤ちゃんのおむつかぶれはよくある肌トラブルです。 おむつ替えのとき、赤ちゃんのお尻や股の部分が赤くなっていたり、カサカサになっていたりしませんか? おむつかぶれは「この程度…」と言って放置していると悪化してただれてくることがあるので、早目に対処するようにしてください。 今回は「赤ちゃんのおむつかぶれ」についてご紹介します!

赤ちゃんの肌は薄く、大変デリケートです。バリア機能も不十分で外的刺激にもとても敏感です。
そんな敏感な赤ちゃんの肌が、汗や排泄物等の水分で蒸れたり、おむつが擦れたりして、おむつの繊維による擦れや洗剤が刺激になることが原因です。

おむつかぶれの原因は?

おむつかぶれに似た症状に「カンジダ性皮膚炎」という病気があります。これはお尻に限らず、首回り等にも湿疹ができるという特徴があるので、おむつかぶれと違うと思ったら、かかりつけ医に相談するようにしましょうね。

「非アレルギー性接触皮膚炎」の一種です。
おむつかぶれとは、おむつが触れる部分の肌が赤く炎症を起こし、ブツブツの小さな発疹ができたり、ただれたり、ひどくなると真っ赤に腫れてジクジクしたかさぶたができた状態のことを指します。
おむつかぶれを起こす部分は、おむつが触れている表面部分がほとんどです。

おむつかぶれって何?

症状にとって治療法は異なるのですが、全ての症状に共通することに「お尻を清潔に保つこと」が重要です。
おむつ替えのタイミングで風を当てたり、しばらくおむつをつけず自然な空気に触れさせたり、湿気をとってからおむつをつけてくださいね。おむつかぶれの治療法は以下の通りです。

おむつかぶれの治療法は?

こまめにおむつを取り替え、おしりを清潔で乾燥した状態を保つようにしてください。
お尻ふきで汚れをキレイに拭き取り、お尻をよく乾かしてからおむつを履かせてくださいね。
お風呂上がり等にしっかり水分を拭き取ったら、ベビーパウダーを塗ることは、おむつかぶれと湿疹の予防になりますよ。

おむつかぶれの予防法は?

ワセリンは、鉱物油を元に作られた保湿剤です。
鉱物油と聞くと不安に感じてしまいますが、肌に塗ることを前提に作られているので安全性に問題はありません。
肌の奥へ浸透する効果はなく、肌の表面を保護する作用があり、肌の水分が蒸発するのを防ぎ、外的刺激から守ります。
軽めのおむつかぶれのときや予防的に使うようにしましょう。

ワセリンを塗る

赤ちゃんのお尻だけをお湯につけてあげる入浴方法です。
お尻ふきでは肌に対する摩擦で肌が傷ついてしまいますが、座浴ではお湯を使用するので、優しく肌を洗うことができます。
おむつかぶれになっていたら、朝昼晩で1回ずつ座浴をしてあげてくださいね。
水分が残ったままだと蒸れてしまう原因になるので、座浴の後はしっかりと水分を拭き取りましょう。

座浴をする

馬油を塗る

症状がひどい場合、皮膚科を受診するようにしましょう。
症状がまだ軽めなら非ステロイド系の亜鉛華軟膏、症状がひどければステロイド入りの軟膏ロコイドクリーム等が処方されます。医師の指導のもと、塗る回数・塗り方・量をしっかりと守って使用してくださいね。

医者に行く

馬油は無添加の自然素材です。人間の皮脂に限りなく近い成分なので、赤ちゃんのような敏感肌でも安心しれ使用できます。
かぶれた部分に塗ることで皮膚に油分の膜を作って、うんちやおしっこなどの汚れから守ってくれますよ。
おむつ替えのタイミングやお風呂あがり等、肌が清潔な状態で塗るようにしてくださいね。

いかがでしたか?
おむつかぶれは、1度治っても同じ状況になればたびたび繰り返してしまうことが多いです。
赤ちゃんの肌は敏感なので、日頃から家でケアをしてあげてくださいね。

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