赤ちゃんの首すわりは、生後3ヶ月頃から始まると言われています。
発達が早いと、生後1~2ヶ月頃から首すわりが見られてくるようです。
しっかりと「首がすわった」と感じるのは生後4ヶ月頃が最も多いと言われています。
一般的に、生後5ヶ月が終わる頃には「首すわり」は完了しています。
赤ちゃんの首すわりはいつ?
ですが、赤ちゃんは成長するに連れて、どんどんと体の筋肉が発達していきます。
中でも最初に発達するのが、この「首周りの筋肉」です。
首周りの筋肉が発達する事で、頭を支えることができるようになりますよ。
この自力で頭を支えるようになった状態が「首がすわった」状態です。
赤ちゃんは、生まれてからしばらくの間は首の筋肉がまだ発達していないため、自分の頭の重さを首で支えることができません。ぐらぐらと揺れていて、とっても不安定です。
自分の意思で筋肉に力を入れることもできないので、体を思い通りに動かすことができません。
それだけではなく、自分の向きたい方向に首を動かすこともできません。
赤ちゃんの首すわりってどんな状態?
赤ちゃんの脇の下に手を入れ、向かい合うようにして、少しだけ赤ちゃんの体を傾けるように縦抱きにしてみてください。
赤ちゃんが、自力で首を少しでも持ち上げたら、首がすわったと判断しても大丈夫です。
縦抱きにして、赤ちゃんの身体を少しだけ斜めにしてみる
赤ちゃんの首すわりは、何を基準で判断しているのでしょう?
全然首がすわらないと思っていたら、いつの間にか首がすわっていた。なんてこともあります。
赤ちゃんが首すわりをしたかどうか、判断するための確認方法は以下の通りです。
首すわりを判断する確認方法
あおむけの状態から両腕を持って引き起こす
うつぶせに寝かせて、自分で頭を持ち上げることができていますか?
できていれば、首の筋肉が発達してきているということです。
腕を補助として使っていることがあるので、首以外の筋肉を連動させているのかどうかも確認できますよ。
うつぶせに寝かせてみる
この確認方法には注意が必要です。
首がすわっていない状態だと、前後左右に頭がガクンっと傾いてしまいます。
ゆっくり行うようにしましょう。
「引き起こし反応」という方法です。
赤ちゃんをあおむけに寝かせ、両手を持って優しく引っ張ってください。
体が首と一緒に持ち上がれば、首がすわっていますよ。
力を入れすぎたり、勢いよく引っ張ったりしないように気をつけてくださいね。
まず、赤ちゃんをうつぶせに寝かせて、声をかけながら、音が鳴るおもちゃを頭の斜め上あたりに持っていってくだしさい。
この時、赤ちゃんが「首を上げたい」と自発的に思わせることが重要です。
毎日根気強く続けてくださいね。
赤ちゃんの成長は個人差があるので、早い遅いに優劣はないので、あまり心配しないでくださいね。
生後5ヶ月を過ぎても首すわりが見られていない場合は、きっかけを作ってあげてください。
遅いときは練習した方がいい?
いかがでしたか?
他の子と比べて遅いと思っても、無理やり縦抱きをしたり、引き起こしたりしないでください。
無理にすると、赤ちゃんの体に悪影響になってしまいまうので、気をつけてください。
発達は個人差が大きいものなので、他の子と比べようとせず、赤ちゃんの成長を見守ってあげるようにしましょう。