今までできていたことが出来なくなる
イヤイヤ期はとっくにすぎているのに、なんでも拒否してワガママになることがあります。
赤ちゃんばかりに目をかけていると、もっと自分を見てほしいという気持ちの表れです。
何にでもイヤイヤ、ワガママを言う
第二子が産まれて上の子が急に赤ちゃん返りしてしまうと、とにかく手がかかって大変ですよね。
今まで独り占めしていたママやパパの愛情を下の子に取られたと思ってしまって、不安や嫉妬から行動を起こしてしますのです。
赤ちゃん返りの行為としては主にこんなものがあります。
そもそも赤ちゃん返りとは?
赤ちゃんを抱っこしようとした時に限って抱っこをせがんできたり、ママがひとりでいるのを見計らって抱きついてきたりします。
以前までは自分がしてもらうのが当たり前だったのに、赤ちゃんばかり抱っこされてズルい!と思っているようです。
スキンシップ不足になっていないか振り返ってみましょう。
抱っこを今までよりも頻繁に求めてくる
何かあったわけでもないのに急に泣きだすのは、お兄ちゃんお姉ちゃんとしての自覚がある子の方が多いようです。
上の子として赤ちゃんの為に甘えたい気持ちを我慢しているのが、溢れ出てしまって泣いてしまうのです。
そんな時は泣き止むまでそっと抱きしめてあげましょう。
突然泣き出してママやパパを困らせる
ひとりで着替えができていたのに、急に着せてと言ってきたり、トイレにひとりで行けないと言い出したり。
今までできていたのが急にできなくなるのは、甘えたい気持ちになっているのだと察してあげましょう。
赤ちゃん返りを起こす時というのは、とにかくママやパパにかまってほしい、愛情を確認したいという欲求が強いです。
上の子に対して、大切に思っている、愛しているという気持ちを言葉でちゃんと伝えることが大切です。
いくら可愛くて大事に思っていても、言葉にするのとしないのでは伝わるものも伝わりません。
ママの気持ちを言葉で伝える
赤ちゃん返りの対処法
「よくできたね」「お兄ちゃん(お姉ちゃん)大好き」など、今まで以上に言葉にして褒めてあげると、情緒が安定してくるようです。
ストレートな言葉にすると、子供というのは素直に受け止めてくれるものですよ。
恥ずかしがらずにまっすぐ気持ちを伝えましょう。
毎日のスキンシップ
赤ちゃんというのはどうしても目が離せないので、一人でできる上の子よりも下の子のお世話に関心が向いてしまいますよね。
そんなママの態度に嫉妬や不安を覚えて赤ちゃん返りにつながるのです。
意識てきに上の子を優先するようにフォローしてあげましょう。
ただし、その時に「お兄ちゃんでしょ」「お姉ちゃんだから」などのフレーズは厳禁です。
上の子供は急に突き放されたように感じてしまい、かえって逆効果になることも。
上の子を優先してあげる
まとめ
下の子の世話があるので大変でしょうが、抱きしめたり頭をなでてあげるなど、スキンシップをたくさんとるようにしましょう。
たとえ10分だけでも抱っこして話を聞いてあげるだけで、上の子は心も体も満たされていきます。
忙しい時や時間がない時でも、一瞬だけでもギュッと抱きしめてあげましょう。
赤ちゃん返りは上の子からママへの大事な気持ちのサインです。
1日5分~10分だけでも良いので、上の子と2人で過ごす時間を作って、スキンシップして、言葉で安心させてあげましょう。
ママも子供も、お互いを大好きだと思っていることが分かると、子供は自然と安心しますよ。