2016.08.11 Thu 更新

妊娠中の気になる問題。切迫流産についてのまとめ

この切迫流産という言葉、女性であれば一度や二度は聞いた事があるかもしれません。これは妊娠中の方の約15%が経験するという身近な問題です。ですので、決して他人事ではありません。これから妊活しようとしている人や、既に妊娠中の人も是非ご覧下さい。原因を知る事で、早期発見や正しい対処をすることができます。

切迫流産になる可能性

流産ではすでに胎児が亡くなっていますが、この切迫流産は妊娠継続可能です。
医師の指示に従い、必ず安静に過ごすようにしてください。
残念ながら切迫流産には特効薬などがないため、安静にしておくことが1番治療薬なんです。
そもそも流産してしまう原因は、胎児の染色体異常である場合がほとんどです。
妊娠初期に流産してしまうと、仕事を続けていたからとか、そういった事柄に原因を結びつけがちですが、大半は染色体異常であり、自然淘汰と考えたほうがよいと思います。

流産との違い

この切迫流産は、よく聞く流産とはまたちょっと違います。
これは流産の一歩手前の状態です。
基本的に流産とは、妊娠21週までに赤ちゃんが育たなかったり、途中で流れ出てしまうことをいいます。
ですがこの切迫流産は、その状態に差し迫っている状況で、まだ胎児はお腹の中にいますし生きていますので、妊娠は継続可能なんです。
今は超音波検査で早期に検査ができるようなったので、流産かどうかの診断が正確に且つ、早く分かるようになりました。

切迫流産について

腹痛

切迫流産の症状についてまとめてみました。
流産の一歩手前の状態ですので、以下のような症状が現れたらすぐに医師に相談しましょう

切迫流産の症状

先述しましたが、切迫流産になる可能性は約15%もいるんです。
ということは、10人中1人か2人が切迫流産を経験する、または経験してるということになります。
意外と多いんですよね。
ですので、そんなに珍しいことではありません。
ですが実際には流産には気付かないということもありますので、数字よりは多く流産していると予測されています。
全て含めて、流産自体は妊娠12週までに起こっています。

子宮が痛い

腹痛の次に出血も起こります。
これは妊娠が正常に進行しているにもかかわらず、この症状があらわれることがあります。
子宮内膜の血管から出血してるということが考えられています。
出血した際は、すぐの病院へ行くよりも、まずは一旦安静にして、様子を見てから病院へ行く事をオススメします。

出血

切迫流産の中でも分かりやすい症状がこの腹痛です。
下腹部の張りや痛み、それに伴う腹痛で、子宮の収縮が原因でお腹が張っていると感じたり、痛みが引きおこります。

これは子宮が痙攣して起こる痛みで、下腹部の通じるものです。
お腹が頻繁に張ったり、生理痛のような痛みがあったりなど人それぞれです。
これも切迫流産の特徴的な症状です。

多胎妊娠の場合は、単体妊娠よりも早産や流産のリスクが高くなってしまいます。
流産や早産についてもリスクが高まると言われていますので、もし自分が多胎妊娠だった場合は、切迫流産や切迫早産のリスクを十分に覚悟して、対処していくようにしましょう。

多胎妊娠

原因はなに?

基本的に妊娠中に性行為は問題はありませんが、女性が性行為でオーガズムに達すると、15分以内に子宮収縮が起こるようです。
オーガズムを経験している女性は、経験していない女性より、早産の確率が高くなるようです。

性行為

炎症

子宮内の炎症が原因の場合もあります。これは特に妊娠12~21週頃に気をつけたいです。

切迫流産は自己判断が非常に難しいです。
少しでも気になる症状がある場合は、すぐに医師に相談しましょう。
もし切迫流産だったとしても、安静に保てばそのまま妊娠の継続が可能な場合が多いので、諦めずに安静に過ごしましょう。

まとめ

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