2016.12.10 Sat 更新

ウチの子、太り過ぎ?ミルク飲み過ぎで肥満体質になってしまう!?

おっぱいやミルクをたくさん飲んで元気に育ってくれるのは嬉しいけど、ミルク飲み過ぎて、体重増え過ぎてるかも?そう思っているママはいませんか?小さい頃に肥満体型だと、大きくなってから痩せにくくなることもあります。今回は赤ちゃんの肥満についてまとめました。

ミルクをあげている家庭では、ミルク缶に記載されている目安の範囲で与えていれば、飲み過ぎということはないでしょう。
ですが、外出先でも周りを気にせずあげることができますし、ママ以外の人が知らないうちにあげていた、という場合、1日の摂取目安よりも多くミルクを与えている場合もあります。

ミルクの場合

赤ちゃんが元気にミルクを飲んでくれるのは良いのですが、ちょっと飲み過ぎかも、とママとしては肥満にならないか不安になります。まずは、ミルクの飲み過ぎによって赤ちゃんの体重が増えすぎていないかチェックしてみましょう。

ママにとっては赤ちゃんが満足するまでミルクをあげたいという思いがあると思います。
完全母乳育児をしているママもいれば、仕事があるのでミルク育児をするママ、おっぱいがあまり出ないから使い分けているママなど、ママのスタイルによって「ミルク」のあげかたはそれぞれですが、皆共通して赤ちゃんの健康は心配になりますよね。

赤ちゃんが太る原因は?

生後0〜4ヶ月

赤ちゃんのミルク飲み過ぎを防ぐには

母乳育児が一般的に望まれる理由というのは、母乳に含まれる免疫物質を多く含み、栄養価も高く消化吸収しやすい為ですが、ミルクと違って正確にどれだけの量をあげたというのが分かりにくいです。
また、ミルクの方がよりお腹がふくれるので、授乳回数もミルクより多くなりがちです。

母乳の場合

ミルク太りで将来太りやすい体質に?

成長してきて離乳食が始まると、母乳やミルク以外からも栄養を摂取するようになります。
初めの頃は離乳食に慣れる為に食べさせる量は少ないので、ミルクや母乳を与えるのは問題ありません。
しかし、離乳食の回数、量がしっかり摂れるようになり、十分な水分も飲めていれば、自然とミルクの摂取量は減らしていけなければなりません。
赤ちゃんは基本的にミルクやおっぱいが大好きなので離乳食を食べても欲しがるかもしれませんが、様子を見ながら食事とミルクの量を調整していってあげましょう。

生後5ヶ月〜

基本的に生後4ヶ月頃までは赤ちゃんが欲しがるだけミルクやおっぱいをあげますが、ミルクやおっぱいをあげた分の体重増加は母子手帳の発達曲線に沿った体重増加であれば問題ありません。
もし、それよりも体重が増えすぎているようなら、ミルクをあげる回数を減らしたり、授乳量をコントロールするなどした方が良いでしょう。
また、飲み過ぎが原因で、吐いたり、便秘や下痢になったりもしますので、与えすぎには注意が必要です。

赤ちゃんの体重が目安よりも増えすぎていると検診の時などに注意されますが、これには大きく2つの理由があります。
1つは、「過飲症候群」になるのを防ぐためです。
過飲症候群は赤ちゃんがミルクやおっぱいを常に飲みすぎてお腹が膨れ、苦しそうな呼吸をする子になってしまいます。
とにかくミルクをあげたら泣き止む、という理由でミルクを与えてしまっているママは要注意です。

ちなみに、新生児期にむっちりと太っていた子でも、よく動いて運動できていれば2歳頃にはすっきり体型になっている子が多いです。

もう1つは、赤ちゃんの過度な体重増加は将来の肥満に繋がる可能性がある、と考える医師が多いためです。
これは、赤ちゃんの時期に肥満体質になってしまう、という意味ではなく、赤ちゃんが欲しがるままにミルクを与えてしまうママは、子供が大きくなっても欲しがるままに食べ物をあたえてしまう可能性を考えているからです。

ミルク・おっぱい太りは新生児期ではあまり気にせず、母子手帳の発達曲線を大幅に超えていなければ心配しすぎなくても大丈夫ですが、ママやパパが子供可愛さにミルクに限らず食べ物を与えすぎないように気をつけましょう。

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