2016.12.19 Mon 更新

赤ちゃんに水を飲ませてもいい?ミネラルウォーター・水道水は?

赤ちゃんには母乳しかミルクしか飲ませないイメージがありますが、水は飲ませてもいいのかな?と疑問に思ったことはありませんか? 今回は赤ちゃんに水を与えてもいい時期や量、どんな水を飲ませても良いのかについて調べてみました。

赤ちゃんに飲ませる水の量・温度は?

赤ちゃんにお水は絶対に飲ませてはいけないというわけではありません。
母乳やミルクの量が足りないときや、お風呂上がり、大量の汗をかいた後などで水分補給するよう医師から指示される場合もあります。
しかし、赤ちゃんは消化器官が未発達なので、水を飲むことで下痢などを引き起こす可能性があります。
そのため「あまり飲ませないほうがいい」と言われているのです。
赤ちゃんの胃腸が水を受け付けられるようになるのは、生後3ヵ月を過ぎたあたりからになるので、飲ませる場合は目安にすると良いでしょう。

赤ちゃんは水を飲んではいけないの? あげてもいい時期は?

基本的に離乳食前(生後5~6ヵ月以前)の赤ちゃんに水を飲ませる必要はありません。
水分補給は母乳やミルクを飲んでいれば、別途水分を摂取しなくても大丈夫です。
離乳食が進み卒乳が近づくと自然に水を飲むようになるので、月齢から浅いうちから慣れさせる必要はないといわれています。
ただし、母乳もミルクも飲む量が少ないと水分不足に陥りやすくなってしまうので、しっかりと飲ませてあげましょう。

赤ちゃんに水を飲ませる必要はある?

水道水には消毒のために投入された塩素が残留しています。
赤ちゃんの胃腸は未発達なので、水道水をそのまま飲ませると体に負担になってしまいます。
10分程度の煮沸をして残留塩素を抜き、人肌程度に冷ましてから与えるようにしてくださいね。
ただし、煮沸した水は保存がきかないので作り置きはしないようにしましょう。

赤ちゃんに水道水を飲ませてもいいの?

赤ちゃんにあげる水の温度はミルクと同じように、冷たいものではなく常温またはぬるめの白湯を飲ませるほうがよいそうです。
冷たい水を飲みすぎてお腹の調子が悪くなったり、体温が下がって低体温症になったりすることも考えられます。

生後3ヵ月を過ぎたとしても、一度にたくさんの水を飲ませるようなことはしないようにしましょう。
1回あたり20mlを目安に少しずつあげ、お腹の調子を見ながら量を調節してあげてくださいね。
水を飲ませすぎることで母乳やミルクを飲む量が減ってしまうこともあるので、必要なときに補助として与える程度に考えましょう。

軟水は日本の一般的な水です。
赤ちゃんにとっても胃腸の負担にならずに使用することができます。
ウォーターサーバーならお湯がすぐに出せるものがあるので便利です。

軟水は日本の一般的な水です。
赤ちゃんにとっても胃腸の負担にならずに使用することができます。
ウォーターサーバーならお湯がすぐに出せるものがあるので便利です。

水道水よりもミネラルウォーターのほうが体に良いイメージがありますが、硬水・軟水の違いは頭にいれておきましょう。

赤ちゃんにミネラルウォーターをあげてもいい?

赤ちゃんにあげるのは純水がおすすめ

純水(ピュアウォーター)とは、不純物の混じっていない純粋なお水です。
ペットボトルやウォーターサーバーで販売されています。
純水は塩素はもちろん、雑菌やミネラルも全て除去したもので、赤ちゃんの体に負担にならないので、ミルクを溶かす水として使うのもおすすめです。
赤ちゃん用の純水を販売しているメーカーもあります。

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