歯の生え具合
離乳食を進めていく中で、今までも悩んできたとは思いますが、いつ頃ステップアップしていけば良いものでしょうか。
月齢に合わせた目安はあるものの、子供の成長に合わせることが大切です。
離乳食完了期の目安は、歯の生え具合、道具への興味、生活リズムの3つを見ていくと良いでしょう。
離乳食完了期へ入る目安
おおよそ満1歳〜1歳半頃に迎える離乳食完了期は、別名「パクパク期」と呼ばれています。
離乳食の仕上げの時期で、手と口を使って食べるのが少しずつ上達していき、口の中でも食べものを動かしながら歯茎で噛んだり、すり潰したりできるようになります。
もちろん進み方には個人差がありますが、幼児食までもう少しです、頑張っていきましょう。
離乳食完了期「パクパク期」について
離乳食完了期は、1日3食を定着させていく時期でもあります。
朝起きなかったり、お昼寝などで3回色のタイミングがなかなか難しいかもしれませんが、特に朝食は生活リズムを作るためにも大切です。
お昼寝の時間を調整したり、外遊びをさせたりして徐々に生活リズムを整えていきましょう。
そうすることで排泄のリズムも整ってきますよ。
離乳食完了期では75%の栄養を離乳食から取り入れることが目安となるので、母乳やミルクの量も徐々に減らしていくことも考えておきましょう。
生活リズムを整える
今まで手づかみで食べていたご飯を、スプーンやフォークを自分で使いたがるようになります。
手づかみを続けていく中で、自分の目と手と口を使って食べる練習をして、ちゃんと食べれるようであればスプーンやフォークを使わせてあげましょう。
また、コップで飲むことも徐々にできるようになってきます。
もちろん最初のうちは上手にできずに周りを散らかして汚してしまいますので、ママのフォローが必要になってきます。
後片付けが大変なのは分かりますが、失敗を重ねることで上手になるので、これも成長のためだと思ってゆったりと構えてあげてくださいね。
スプーンやフォークを使いたがる
この時期では、前歯も生え揃い、奥歯も生え始める時期です。
少しずつ自分で一口の量が分かってきて、前歯でかじり、歯茎や奥歯でつぶして食べられるようになります。
噛む力はまだまだ弱いので、あまりに固いものは食べられませんので注意しましょう。
大人の指で押して潰れるくらいであれば大丈夫です。
まとめ
味付けは、今まで通り薄味を心がけましょう。離乳食完了期の味付けの目安は、大人の1/3程度と言われています。
濃い味に慣れてしまうと、薄味では物足りなくなってしまう子も多いので注意しましょう。
香辛料の類はまだ控えた方がいいですが、カレー粉を風味付けに使う程度は大丈夫です。
その他、ごま、焼き海苔、削り節、きなこ、桜エビなどの風味を加えて、色んな味にチャレンジしてみてくださいね。
離乳食の味付けポイント
離乳食完了期では、これまでよりも味付けのバリエーションを増えてくるので、子供の好みがよりはっきりと分かってくると思います。
色々な離乳食に挑戦することで、味わう楽しさを覚えてもらいたいですよね。
体も大きくなってくるので、よりたくさんの物を食べるようになります。
糖分や塩分の取りすぎや、おやつの内容には気をつけていきましょう。