つわりがない、軽い人の特徴とは
約7割の妊婦さんがつわりを経験しますが、約2〜3割の妊婦さんは自覚症状がなかったり、ほとんど軽い症状で済むそうです。
しかし多くの妊婦さんが辛い思いをしているのを見ると、つわりがないのは逆に不安になるものですよね。
「つわりが重いということは赤ちゃんが元気な証拠だよ!」などという言葉がありますが、産婦人科での検診でお医者さんから問題ないと言われているのならば気にする必要はありません。
つわりがなくても大丈夫?
妊娠4週目あたりから妊娠4ヶ月頃までの間、約7割の妊婦さんがつわりの症状を経験すると言われています。
ホルモンバランスや体質の変化からつわりの症状が出ると考えられていますが、ちゃんとしたつわりの原因というのは実は未だ解明されていないのです。
原因が解明されていない為、症状が重い人と軽い人の違いというのもはっきりしていません。
つわりの原因は分からない?
つわりが軽い人がいる一方で、つわりが酷く寝込んでしまうほど症状が重い人もいます。
中には食べることも飲むこともできず、入院することになる妊婦さんも。
全てのつわりが重い妊婦さんの特徴というわけではありませんが、胃腸の弱さ、低体温、血流の悪い人ほどつわりが重くなる傾向が見られるようです。
つわりがひどい、重い人の特徴とは
また、つわりがないからと活動的に動き回るのはできるだけ避けましょう。
つわりがなくとも安定期に入るまでは赤ちゃんに何が起こるか分かりません。
激しい運動や徹夜など体に負担をかけることはせず、妊婦だという自覚を持つことが大切です。
吐き気や気分が悪いのをきっかけに妊娠に気付く人もいる中で、つわりの症状が出ない、または軽い人というのは、普段から健康に気を遣っている人や、ストレスが少ない人がつわりの症状が軽い傾向があるそうです。
これには、胃腸の強さも関係してくるようです。
実はつわりの症状が出ているのに、本人がそれを辛い、不快だと思わずにつわりがないと思っているケースもあるそうです。
また妊娠初期でなく、後期になってつわりが来るという人もいます。
妊娠中の体調の変化から、様々なことに不安になったり心配したりするかもしれません。
つわりの症状がないことで、赤ちゃんへの影響がないかなど、考えすぎて気に病んでしまっては元も子もありません。
お医者さんの話をしっかり聞いて、つわりには個人差があって当たり前、元気な赤ちゃんが産まれるように健やかな心持ちで過ごしていってくださいね。
おわりに
つわりを軽減するには体を温め、血流を良くすることを考えましょう。
ゆっくりとお風呂につかったり、暖かいものを飲むなど、体が冷えないように心がけましょう。
また、妊娠中は酸味の強いものを食べたくなる妊婦さんが多いようで、フルーツなどからビタミン類を摂取して胃腸の働きを助けてあげると、つわりの症状も少し軽くなるかもしれません。
なかなか食欲もわかないかもしれませんが、食べれるものは食べれる時に食べて、体力をつけることも大切です。