2016.09.30 Fri 更新

妊娠線とは?どうやって対策するの?

突然、お腹にヒビが入ったように、「妊娠線」は現れます。 突然のことで驚いてしまうのですが、妊娠線は赤ちゃん、お母さんの健康面で何の心配はない症状です。 今回は「妊娠線の対策法」についてご紹介します!

妊娠線の原因

双子などの多胎妊娠をしている人は、妊娠線ができやすいと言われています。
これは、赤ちゃんの数が多い分だけお腹が大きくなるので、皮下組織の真皮が引っ張られて亀裂が生じやすいためだと言われています。

双子だとできやすいって本当?

妊婦さん特有のお悩みである「妊娠線」は、皮膚の表面に亀裂が入ったように現れる赤い線のことです。
お腹やバスト、太もも、お尻、二の腕などにできます。
出来る時期には個人差はありますが、一般的に妊娠5~7ヶ月のお腹が大きくなり始める頃からできやすくなります。
一度できると完全に消えることはないと言われています。

妊娠線とは?

コルチコステロイドというホルモンの分泌量が、妊娠中に増えます。
このホルモンが増えることで、肌の新陳代謝が抑制されてしまいます。
そして、肌は弾力を失い、断裂が起きやすくなるのだとされています。

コルチコステロイドの影響

妊娠5~6ヶ月頃に入ると、急にお腹が大きくなり始めます。
そして、皮膚の下にある真皮という組織がその伸びについていけず、断裂しやすくなってしまいます。
それによって、断裂部分が妊娠線として現れてしまうのです。

皮膚の急激な伸び

そもそも、どうして妊娠線というものができるのでしょうか?
原因は以下の通りです。

妊娠線の対策法

妊娠5ヶ月頃の安定期に入ると、妊娠初期のホルモンの影響で荒れていた肌も少しずつ落ち着いてきます。
そして、お腹も大きくなり始めるので、その頃から意識して妊娠線予防をしていきましょう。
妊娠初期から対策を行うのがおすすめです。

いつからはじめる?

完全に予防することは難しいものですが、できるだけ最小限に抑えることはできます。
妊娠線に効果的な対策法は以下の通りです。

バランスのとれた食事

妊娠線のケア用品には、ローション・クリーム・オイルの3種類があります。
肌を保湿し、弾力を保つことで防ぐことができます。
乾燥しがちな方にはローション、保湿力を高めたい方にはオイルがおすすめです。

妊娠線のケア用品を使う

体重管理には、バランスのよい食事を取ることも大切です!
脂肪を付け過ぎないよう食事内容に注意してくださいね!

急激に体重が増加してしまうと、その分お腹も大きくなります。
真皮や皮下脂肪はそのお腹の急激な伸びについていけず、皮膚の弾性繊維が変わってしまいます。
結果、妊娠線ができてしまうので、急激に体重が増えるのではなく、体重は緩やかなカーブを描くように増やしてください。

適度な運動

急激な体重増加を抑えるため、体調が良ければ軽いストレッチや散歩をしましょう。
妊娠中期の安定期に入れば、妊娠中でも出来る水泳やヨガをしてみるのもオススメですよ。

サポート下着を着ける

お風呂上がりの身体が温められたときに、マッサージするのもオススメです。
お腹の皮膚がしなやかになり、妊娠線ができにくくなりますよ。

お風呂あがりにマッサージをする

いかがでしたか?
妊娠線はできれば作りたくないものです。
完全に防ぐのは難しいですが、できるだけ予防を心がけてくださいね!

マタニテイ用のガードルや腹帯は、大きくなるお腹を支えてくれます。
それだけではなく、腹の皮膚が急激に伸びるのを防いでくれるので、妊娠線予防にもなります。
保湿剤と合わせて使えば、皮膚の乾燥も防ぐことができます。冬場は冷え対策にもなりますよ。

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