頭の形はできれば綺麗に丸く育って欲しいものですよね。
まずは今日からすぐ試せる向き癖の予防策から始めてみましょう。
予防策や矯正方法はある?
しかし、生まれて3ヶ月頃までの首のすわっていない赤ちゃんは、多くの時間を寝て過ごすので、向きやすい方向ばかり向いてしまい、日常的に頭に負担がかかってしまいます。
さらに、ベッドの位置の関係などで、ママの声が聞こえてくる方や、光が入ってくる方向を向くので、いつもと同じ場所に同じ方向で寝かせていると、頭の形がそのままで成長してしまうことも。
また、お布団より固いベビーカーの座席で長時間過ごすのも考えものです。
毎日のようにベビーカーで長時間のお出かけをしていると、絶壁になりやすいとも言われています。
絶壁になるのは遺伝の原因も考えられますが、他にも原因はいろいろとあるということを覚えておきましょう。
赤ちゃんの頭の形が変になるのは、ママのお腹の中にいる時から向き癖があることが主な原因と考えられています。
また、吸引分娩で生まれた赤ちゃんは産後しばらく頭が縦長にとがっていたりしますが、自然に治ります。
生後7〜8ヶ月までは図解骨も柔らかく赤ちゃんの頭は成長していくので、生まれてすぐの頭の形については心配いりません。
赤ちゃんの頭の形がいびつになる理由とは
何をしても同じ方向ばかり向いてしまう場合、タオルを使って強制的に向きを変えることもできます。
向き癖防止用のクッションもありますが、使うのはほんの数か月ですよね。
実はタオルでも十分代用が可能なんですよ。
タオルを使う
また、いつも沿い寝していて、ママのいる方を向く赤ちゃんなら、一日置きに反対側に寝かせてみるのも良いでしょう。
他にも音のなるおもちゃをいつもと逆方向から鳴らしてみることでも、向き癖を矯正することができます。
赤ちゃんは自分で頻繁に頭を動かすことができません。
なので、定期的に頭の向きを変えてあげることが大切です。
数時間おきに、向きを変えてひとつの方向に負担が集中しないようにしましょう。
頭の向きや位置を変えることで最初は泣いてしまうこともあるかと思いますが、そのうち慣れてきますよ。
頭の向きを定期的に変える
どれだけ対策をしても、やはり頭がいびつになってしまう赤ちゃんはいます。
しかし、いびつになった頭の形は、特別なケアをしなくても1歳頃には自然に治るケースが多いです。
また、髪の毛が生えてくることで目立たなくなるということもあります。
キレイな丸い形とまではいかなくても、大幅には治るので安心しましょう。
いびつになった頭の形は絶対に治るの?
バスタオルを縦長に巻き、赤ちゃんの背中に添えるように当てます。
こうすることで軽い傾斜をつけることができ、いつもとは逆を向くようになります。