2017.03.10 Fri 更新

赤ちゃんの歯並びが気になる…歯並びが悪くなる原因と良くする方法

生後6ヶ月頃からだんだんと葉が生え始めるあかちゃんもいます。 そんな時期に気になるのが赤ちゃんの歯並びです。赤ちゃんの歯並びはどうして悪くなるのでしょうか?また、どうすれば良くすることが出来るのでしょうか? まとめてご紹介いたしますので、参考にしてみてくださいね。

キレイな歯並びは要注意!?

赤ちゃんの歯が数本生えてくる時に、隙間が空いているのが気になりませんか?
このままで大丈夫かな?と思うかもしれませんが、ほとんどの赤ちゃんはすきっ歯の状態です。

すきっ歯

赤ちゃんの歯並びは大人とは違います。
ではどのような状態であれば良いのでしょうか?

赤ちゃんの歯並び

歯の生え始めの時期は、歯茎がむず痒く感じて赤ちゃんにもストレスがたまりやすい時期です。
歯固めのおもちゃなどの噛んでも良いものを用意してあげて、赤ちゃんのストレスを解消させてあげましょう。

早い子だとこの頃から葉が生え始めます。
はじめに生えてくるのは下の前歯2本が多いようで、この時に生えてくる歯の間には隙間が空いていますが、他の歯が生えそろってくると徐々に隙間が埋まっていきます。

生後6ヶ月頃

年齢別の歯並び

赤ちゃんのうちは、歯と歯の間に隙間があるのが普通です。
なので、大人の歯のように隙間なくキレイに並んでいる時には逆に注意が必要なんです。
大きくなって永久歯に生え変わる時に、乳歯より大きな永久歯が収まりきれず、ガタガタの歯並びになってしまう可能性があります。
しかし、赤ちゃんのあごも育っていくので、心配しすぎずに様子を見守るようにして、歯科検診の際などに相談しておくと安心です。

2歳ころには乳犬歯が生えてきます。
個人差はありますがほとんどの子が離乳食が完了して幼児食に移行している時期です。
色々な物を食べさせてあげられますが、口の中に物が無い時間をしっかりと確保するためにも、食事やおやつの時間をしっかりと決めてダラダラ食べを防ぐようにしましょう。

1歳6ヶ月〜2歳

1歳頃になると乳側切歯が生え、その後1歳半頃には第一臼歯が生えてきます。
奥歯は表面の形が複雑で、食べ物のカスなどが溜まりやすく虫歯の原因にもつながりますので、丁寧に歯磨きをしてあげてください。
この頃に正しい歯磨きの習慣をつけてあげる事が大切です。

1歳〜1歳6ヶ月

2〜3歳

この頃になると、永久歯への生え変わりのために準備を始めます。
一時気にならなくなっていた、「すきっ歯」の状態になることがありますが、これは大きな永久歯が生えてくるためにあごが成長している証拠なので、心配はいりません。

5〜6歳

この頃までには第二臼歯が生えて乳歯が生えそろいます。
生え初めの頃に気になっていた歯の隙間もこの頃にはほとんど気にならなくなります。
この時期まで歯科検診を受けていない場合には、今の歯の状態や今後の歯の発育について診てもらうためにも、一度歯医者を受診して検診を受けましょう。

歯並びが悪くなる原因

赤ちゃんの歯並びが悪くなるのは、いくつかの原因があります。
まずはじめに、遺伝による先天的な要因です。
あごが大きすぎたり小さすぎたりすることで、歯と歯の間の隙間が大きすぎたり歯があごに収まりきれずにがたがたになったりします。

また、遺伝だけでなく後天的な要因もあります。
これはあごの骨格を歪めるような癖や食べ方が原因で歯並びが悪くなります。
歯並びが悪くなる原因につながる日頃の癖や姿勢には次のような物があります。

おしゃぶりや爪噛みをやめさせる

歯並びを良くするには?

・おしゃぶり
・口呼吸
・舌の位置が目に出ている
・柔らかいものばかり食べる
・口を開けたまま食べる
・食べるときの姿勢が悪い
・寝るときの姿勢が偏っている
・頬杖
・下口唇を噛む
・歯の異常
・舌の異常

姿勢に気をつける

おしゃぶりや爪を噛む行為には想像以上に強い力が顎にかかります。
なので、できるだけ早くやめさせるようにした方がいいでしょう。
その際、無理にやめさせると子どもにとってストレスになりますので、気をそらしたり別のことに興味が向くようにうまく誘導してあげて下さい。

どちらかの脚に体重をかけて立つ、頬杖を着く、脚を組むなどの姿勢の歪みはあごの歪みにも繋がります。
姿勢良くいられるように注意してあげて下さい。
また、起きているときだけでなく、寝ている時に常にどちらかを下にしていたりうつ伏せで寝たりしているとあごの発達に影響を与えますので、気をつけてみてあげましょう。

お口の健康に注意

虫歯や口内炎ができていると痛い方を避けて食べるようになって偏った噛み癖ができてしまいます。
丁寧な歯磨きで子どものお口の中を常に健康な状態にしておきましょう。

食生活

時間を気にせずにダラダラ食べをしたり、柔らかいものばかり食べさせていると虫歯の原因になりますし、あごの発達にも影響を与えます。
食事やおやつの時間はしっかりと守って、栄養バランスだけでなく噛みごたえのあるもの、色々な大きさのものなどを食べさせてあげましょう。

まとめ

赤ちゃんの歯はまだ発達途中です。
遺伝的な原因で歯並びが気になることもありますが、日頃の習慣で改善することが出来る場合も多くあります。
なので、できるだけ良い歯並びに導いていけるような習慣を身につけさせてあげてくださいね、。

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