2017.03.12 Sun 更新

子供にブツブツ、蕁麻疹が出た時の対処法は?病院に連れていくタイミングは?

子供に赤いブツブツができてかゆそうにしていたら、蕁麻疹かもしれません。子供の皮膚はデリケートなので湿疹が出ることは良くありますが、蕁麻疹だった場合かゆみから掻きむしってしまい、全身真っ赤になることも。今回は蕁麻疹についての対処法や病院に連れていく目安などをまとめました!

アレルギーの原因となるアレルゲンに反応して発症する蕁麻疹で、体内に摂取することで症状を引き起こします。
主に食品や薬があり、そばやエビ、カニ、卵、牛乳などの食品や、抗菌薬、解熱鎮痛剤、などの薬で出る場合もあります。
アレルギー性蕁麻疹の場合は特定の原因がはっきりしているので、普段から気をつけることでアレルギーの発症を避けることができます。

アレルギー性の蕁麻疹

原因としては様々あり、大きくアレルギー性、非アレルギー性のものがあります。
ただし、多くの子供の場合は原因が特定できない「突発性蕁麻疹」と呼ばれるものです。
なんらかの刺激が一時的に引き起こすもので、数時間から数日で回復するものがほとんどです。

そもそも、蕁麻疹とはなんでしょうか。
蕁麻疹は、皮膚が赤く腫れてかゆみが起きる病気です。
基本的には発疹が短い時間であらわれて、数時間で治ります。
蕁麻疹は身近にある皮膚病の一種で、子供の頃は特にかかりやすい病気といわれていて、1ヶ月以内に症状が治まる「急性蕁麻疹」と1ヶ月以上続く「慢性蕁麻疹」に分けられます。

子供の蕁麻疹の原因

病院には連れていくべき?タイミングは?

蕁麻疹の症状の特徴は、虫に刺された後のように皮膚が赤く腫れ上がり、強いかゆみが出ることです。
かゆいからとひっかくことで、周りにも広がっていきます。
そして多くの場合、腫れが引くと同時にかゆみも引き、発疹の痕が残りません。
一時的に強いかゆみが出ても、引いてしまえば何ともなくなります。

蕁麻疹の症状は?

アレルギー性ではない蕁麻疹の場合、身体的・精神的に過度な影響を受けた場合に発症することがあります。
摩擦や圧迫などの刺激、気温の変化、発汗、ストレス、疲労などです。

非アレルギー性の蕁麻疹

また、症状が出てから治まるまでの時間、発症する前数時間以内に食べたり飲んだりしたものも、思い出しておきましょう。

症状が治まってから病院にいくと、話して説明するだけでは医師も判断に難しいので、蕁麻疹が出ている時に写真を撮っておくと役に立ち、診察がスムーズにいくこともあります。

蕁麻疹は短時間で治まることがほとんどなので、症状が重くなければ、かゆみ対処以外は様子を見るようにしていて大丈夫でしょう。
しかし、症状が酷かったり、痕が消えずに残っている、何度も発症する時は、皮膚科か小児科を受診するようにしましょう。

蕁麻疹のかゆみへの対処法は?

また、子どもに蕁麻疹が出ても入浴してかまいませんが、熱いお湯につかったり、タオルでこすりすぎると、血管の拡張を誘発し、発疹が出やすくなってしまいます。
また、子どもは無意識に患部を掻いてしまうことが多いので、爪を短く切り、皮膚が傷つかないように配慮してあげましょう。

蕁麻疹の症状が出た場合、かゆみに任せて掻いてしまうと余計にかゆくなってしまいます。
そのため、蕁麻疹が出たときには、安静にさせるようにしましょう。
安静にさせるだけで、患部を冷やすより、子どもが楽になることがあります。

このまとめに関する記事

ランキング

ページトップへ