2016.03.15 Tue 更新

定期的に来ないって悩んでいませんか?月経不順だと妊娠しにくいって本当?その原因と対策

正常な月経は約25〜38日周期でやってくると言われています。その周期より早く来る、2ヶ月に一回しか来ないなど、毎月正常な月経が来ない状態は「月経不順」と言われます。きちんとした周期で生理が来ないと、妊娠しにくいって知っていましたか?そこで、今回は月経不順の原因と対策についてまとめてみましたので、参考にしてみてくださいね。

月経は基本的には女性ホルモンの卵胞ホルモン、黄体ホルモンによってコントロールされていますが、実際の体内のホルモン分泌のメカニズムはより複雑。脳の視床下部、脳下垂体、卵巣という3つの器官が関係し合っているため、そのうちのどれかひとつにトラブルが発生すれば、すぐに月経に影響が出てしまうのです。

月経の周期や期間が定まらないのは、女性ホルモンバランスの乱れが原因として考えられます。

月経不順の原因は?

月経不順とひとことでいっても、月経期間の長さ、周期の長さ、周期がバラバラで一定しないなど、
悩みの内容も原因もさまざまです。月経周期や期間には個人差があるとはいえ、
不順の原因の多くがホルモン分泌のアンバランスで、それぞれの症状にあった適切なケアが必要になってきます。
月経周期をコントロールしている女性ホルモンは生活環境やストレス、体調などに影響を受けやすいため、
毎回数日の変動があるのは問題ありません。しかし変動日数が7日以上になると
月経周期が安定しているとはいえず、月経不順と判断されます。

月経不順とは

月経不純だと妊娠しにくい?

なるべく早くストレスを解消し、安定した月経周期にも戻すよう心がけましょう。
それでも長引くときは、婦人科や心療内科を受診してみましょう。

ホルモンバランスを乱れたままにしておくと、将来妊娠しにくくなったり、肩こり、頭痛、肌あれ、のぼせといった更年期のような症状が早く出たり、閉経が早まって骨粗しょう症や生活習慣病のリスクが高まる危険性もあります。

また、月経はストレスのバロメーターといわれるほどで、精神的なストレスがホルモン分泌に影響を与え、不順を起こすことが多いものです。
現代社会では、月経不順の根本的な原因はストレスといってもいいほどです。
強いストレスを一時的に感じただけで、周期が変わってしまうこともあるんです。

また、正常に排卵されていたとしても、月経不順だと、排卵日の予測が難しいことも妊娠しにくい理由の一つです。
基礎体温を計っている女性も多いですが、基礎体温だけで判断するのは意外と難しいのです。
また、周期が極端に短いのも問題です。

月経不順は、これらのどこかに問題が発生していると考えられています。卵子の成長力が弱い、卵子の質自体が落ちている、排卵していない、子宮内膜が成長しづらいなどさまざまな原因の可能性があり、これらは不妊につながりやすい症状といえます。

通常、卵巣や子宮、女性ホルモンの分泌指令を出す脳の視床下部や下垂体が正常に機能していれば、25~38日周期で月経周期は安定します。

月経不順でも妊娠は可能ですが、不妊の原因とされてしまうなどよくないことばかりですよね。
実際に妊娠もしにくくなります。それには、それなりの理由があるからです。

月経があるから妊娠できるのではなく、排卵があるから妊娠が可能になるのです。
ところが生理周期が短い場合は十分に卵が育たないうちに生理が始まってしまうため無排卵で生理が起こっている可能性が高いのです。

月経は女性の健康を左右する大切なバロメーターです。生理が不順になるとホルモンのバランスも乱れてしまって、体調の不調も出てくるようになります。
妊娠、出産を迎えるにあたって母はとなる自分の体の健康を維持することがとても重要になりますので、月経周期の乱れには若いうちから敏感になっておきましょう。

月経は女性の健康を左右する大切なバロメーターです。生理が不順になるとホルモンのバランスも乱れてしまって、体調の不調も出てくるようになります。
妊娠、出産を迎えるにあたって母はとなる自分の体の健康を維持することがとても重要になりますので、月経周期の乱れには若いうちから敏感になっておきましょう。

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