2017.04.04 Tue 更新

赤ちゃんの「クーイング」って知っていますか?その時期や意味についてのまとめ

生まれてからしばらくは赤ちゃんが発する声は泣き声ばかりです。 しかし、月齢が進んでいくと泣き声以外に「あー」「うー」と言った声をだすようになります。 この声のことを「クーイング」と呼びますが、何か意味があってすることなのでしょうか? 周りの大人はどんな反応をしてあげればいいのでしょうか?まとめてご紹介いたしますので、参考にしてみてください。

赤ちゃんが成長によって発する声の一つに「喃語」がありますが、その前段階煮物がクーイングです。
クーイングは「あー」「うー」「あっあ」と言った母音だけを発するのに対し、喃語は「まんま」「ぶっぶー」など多音節からなる言葉を発します。

クーイングと喃語の違いは?

このクーイングは赤ちゃんの発達過程の一つで、成長によって口や喉の形が変わってきたことによって出る声だとされています。
クーイングによる声は赤ちゃんの機嫌がいい時に出すことが多いので、「プレジャーサイン」とも言われています。

舌を使わない発生方法で「あー」「うー」といった母音を発することを「クーイング」といいます。
クーイングという言葉は、鳩の泣き声である「クー(coo)」が語源になっています。
今まで出していた泣き声とは違うもので、何かを伝えたくて声を出しているのではなく、声を出すこと自体を楽しんでいる状態です。

クーイングって何?

クーイングを行う時期は限られていて、成長によって喃語を発するようになてくると自然とクーイングは行わなっくなってきます。

生後3ヶ月以降もクーイングをしないこともありますが、始めるのが遅いからと言って心配しすぎる必要がありません。
どうしても気になる場合には乳児検診の際や小児科を受診するタイミングで相談してみると良いでしょう。

赤ちゃんの成長には個人差が大きく、クーイングを始める時期も様々です。
多くの赤ちゃんは生後3ヶ月位からクーイングをすると言われていますが、早い子では生後1〜2ヶ月頃から始めます。

いつ頃からクーイングを始めるの?

さらに月齢が進んでくると、段々と破裂音や濁音なども発生できるようになり、赤ちゃんのおしゃべりの幅が広がっていきます。

赤ちゃんの言葉にオウム返しをしてあげることで、親子のコミュインケーションが取れる様になり、赤ちゃんが言葉を発する練習にもなります。
オウム返しした言葉に反応して喜んだりさらに言葉を発したりする反応が見られれば、赤ちゃんの聴覚や応答反応が育っていることの確認にも繋がります。

赤ちゃんがご機嫌に言葉を発している姿は見ていてとても可愛いものです。
赤ちゃんが「あー」と声を出していたら、ママやパパもそれを真似して「あー」と返してあげてください。

赤ちゃんがクーイングしている時の対応は?

クーイングの時期に注意したいこと

先程もお伝えしましたが、赤ちゃんのクーイングに対して周りの大人が喜んで見せる、真似をして返すなど反応してあげることで赤ちゃんのコミュニケーション能力を育てることにもつながっていくのではないでしょうか?

赤ちゃんには意味がわからないからといって、 普段から乱暴なこ言葉遣いをしていると赤ちゃんが成長した時に同じような言葉遣いになることがあります。
クーイングを始める前の時期もそうですが、赤ちゃんの周りにいる大人は言葉遣いや声の大きさに注意するようにしましょう。

クーイングを始めたばかりの頃は、自分の出す声が面白いと感じている赤ちゃんも、次第に周りの人の声に興味を持つようになってきます。
特に接する機会の多いママやパパの声はしっかりと聞いています。

赤ちゃんのクーイングが見られる時期は本当に短く、あっという間です。
クーイングの後に喃語へと進み、その後赤ちゃんの意志で意味のある言葉を発するようになってきます。
赤ちゃんとお話ができるようになると、もっともっと絆も深まりますのでどんどんコミュニケーションを取りながら赤ちゃんの言葉の発達を見守っていってあげてくださいね。

まとめ

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