断乳・卒乳後の寝かしつけ方法
この刺激が脳の成長につながるのですが、赤ちゃんはまだ精神的に幼く頭の中で処理しきれずに泣いてしまうようです。
今まではおっぱいを飲むことで気持ちを落ち着けていたものが無くなってしまったという理由も考えられます。
1歳を過ぎてくると、ずっと寝ていたりお座りしていた時と比べてたくさん動き回ることができるようになりますよね。
赤ちゃんは日々たくさんの刺激を受けていて、日中に動き回ることで疲れがたまり、その疲れで夜ぐっすり寝てくれれば良いのですが、夜中に日中受けた刺激を思い出して夜泣きに発展することがあります。
母乳育児で育った赤ちゃんにとって、母乳は最高の安眠導入剤であることは多くのママが共感するところだと思います。
断乳する段階になり夜におっぱいが飲めなくなると寝つきが悪くなったり、夜泣きがひどくなることも多いです。
多くの赤ちゃんは1週間も経てば自然と落ち着いてくるのですが、中にはいつまで経っても夜泣きがなくならない子も。
断乳・卒乳後の夜泣きについて
寝る環境を整える
昼間の起きている時間の赤ちゃんの運動量を今まで以上に増やしてみましょう。
公園にお散歩したり、家の中でも体を使った遊びを取り入れるなど、赤ちゃんが動き回ることができる生活を心がけてみましょう。
お昼寝の時間も今までよりも短めにします。特に夕方寝てしまって夜寝付けなくなることがないように調整していきましょう。
日中の活動を考える
では、授乳なしで赤ちゃんを寝かしつけるにはどうしたら良いのでしょうか。
まずは、できるだけ日々寝る前のリズムを整えてあげることを考えましょう。
お腹や背中をトントン
生活リズムが整っていても、おっぱいがないとなかなか自然に寝てくれないかもしれません。
パパやママにまだ元気があれば、抱っこしながらゆっくり揺れてあやしてあげてください。
抱っこされている安心感で眠ってくれることも。
抱っこしてあげる
夜、お風呂に入った後は、興奮しないように刺激の強いおもちゃ、テレビやスマホの画面などは見せないようにしましょう。
カーテンを閉めて部屋を暗くし、いつでも眠れるように準備します。
しばらくは寝付けずに部屋の中を徘徊したりするかもしれませんが、満足するまで遊ばせておきましょう。
ずっと抱っこしても疲れるので、ある程度落ち着いて寝る体勢になってきたら、お腹や背中を優しくトントンと一定のリズムで叩いてあげてみましょう。
水分補給
赤ちゃんはパパやママの声を聞くと安心します。
優しく子守唄を歌ってあげたり、絵本の読み聞かせをすることで、だんだんと眠たくなってきます。
子守唄や絵本の読み聞かせ
寝たフリをする
なかなか寝付けない場合や夜中に起きてしまった時は、おっぱいの代わりに赤ちゃん用のお茶を飲ませるのもいいでしょう。
喉が渇いて起きてしまうこともありますし、水分補給だけでなく口にストローなどを咥えている状態が安心感をもたらしてくれることも。
赤ちゃんがなかなか寝ない場合や夜泣きをしても、起きずに寝たフリをするというのも一つの方法です。
赤ちゃんがかわいそうな気もしますが、かまってちゃんの赤ちゃんでも諦めて寝てくれるかもしれません。
おわりに
いかがでしたか?卒乳・断乳後はいくら求められてもおっぱいはあげないという姿勢が大切です。
一度でもあげてしまうと、泣けばおっぱいがもらえると思ってしまうので、余計に夜泣きが長引くことも。
ママやパパにとっても、赤ちゃんにとってもストレスが少ない寝かしつけ方法が見つかると良いですね。