2017.04.16 Sun 更新

辛いつわり中でも飲みやすい飲み物って?炭酸やジュースを飲んでも大丈夫?

妊娠初期から現れる体の変化として「つわり」があります。 お腹が空いていても、何かを食べた後もずっと気持ち悪くて吐き気に悩まされて、飲み物を飲むのも辛い…という方もいるのではないでしょうか? しかし、水分をしっかり取っていないと脱水症状を起こす危険性もありますので、適度な水分補給は欠かせません。 そこで、今回はつわりがあるときでも飲みやすい飲み物についてご紹介します。

「つわり」と聞いて多くの人がイメージするのが「吐きつわり」ではないでしょうか?
空腹でも、何かを食べた後でも常に吐き気を感じて、実際に吐いてしまうこともあります。

つわりで飲み物も取れなくなる?

このような症状が出る原因ははっきりとはわかっていませんが、妊娠したことによって急激にホルモンのバランスが変化することが関係しているのではないかと考えられて今sう。
そのため、妊娠5〜6週頃から症状が出始め、胎盤が完成する妊娠12〜16週頃には落ち着いてくるのが一般的です。
つわりの症状が出る時期や期間にも個人差がありますので、このとおりでなくても心配はいりません。

つわりは、胃のムカつきや吐き気などの症状が妊娠初期に現れる生理現象です。
つわりの症状には個人差があり、消化器系の不快症状だけでなく、眠気やよだれが増えると言った症状が出ることもあります。

つわりってそもそも何?

炭酸飲料

つわりの時期におすすめの飲み物って?

どんな味やにおいが苦手になるのかも個人差が大きく、これがいいと言われても合わないこともありますので、自分にあった飲み物を探して水分補給できるようにしましょう。

妊娠すると食べ物の好みが変わったり、匂いに敏感になったりする方も多く、食べ物のにおいや味を気持ち悪く感じてしまうことがあります。
それは飲み物でも同じで、今までなんとも思っていなかったものや水ですら気持ち悪くなってしまうこともあるようです。

スポーツドリンクにはミネラルが豊富に含まれていますし、体への吸収率も高いので水分が取りにくい妊婦さんにもオススメです。
他のジュースに比べると味も爽やかなので飲みやすいのではないでしょうか?

スポーツドリンク

しかし、コーラやサイダーなどには糖分が多く含まれているので、飲み過ぎは体重増加の原因になってしまいます。
できるだけ糖分を含んでいない炭酸水などを飲むようにしましょう。
味のついていない炭酸水だと飲みにくいという場合には、レモンなどを絞って飲むとさらにさっぱりするのでおすすめですよ。

吐き気がある時や胃のムカつきを感じるときでも、炭酸飲料を飲むと口の中がさっぱりして気持ち悪さが和らぐことがあるようです。
多くの妊婦さんが、つわりの時期でも炭酸飲料なら飲めたとはなしていることから、 試してみてもいいのではないでしょうか?

しかし、スポーツドリンクにも多くの糖分を含んでいるので、飲み過ぎには注意しましょう。
甘さが気になる場合には、飲みやすい味になるように水で薄めて飲むのもオススメです。

生姜湯

冷たいものよりも温かいもののほうが飲みやすいと感じる方もいるようです。
しかし、妊娠中にはカフェインの接種を避けたほうがいいとされているので、麦茶やカフェインを含まないハーブティなどを飲むようにしましょう。
ハーブティーの中には、妊娠中におすすめの物もありますが、避けた方がいい物もあるので、飲む前に確認するようにしてくださいね。

温かいお茶

女性に多い冷えの解消にも期待できますし、体があたたまることでリアックス効果もあります。
ホットだけでなく、冷やして飲んでもさっぱりした味わいなのでオススメです。

生姜には胃腸の働きを整えて胃のムカつきを抑える働きがあるようです。
生姜をすりおろすかスライスしたものとはちみつなどをカップに入れて、お湯を注ぐだけなのですぐに準備できるのも嬉しいですよね。

果汁・果実酢

柑橘系のフルーツジュースなどは、酸味が強く口の中がさっぱりするので比較的飲みやすいようです。
また、果実を使用した果実酢を水や炭酸水で割って飲むのもオススメです。
酢は濃すぎると、口の中や食堂、胃の粘膜などを荒らしてしまうこともありますので、薄めて飲むようにしましょう。

色々な飲み物を試しても自分に合うものが見つからないこともあります。
そんな時には飲み方を少し変えてみてください。

つわりの時期の飲み物選びのポイントや注意点は?

また、糖分を多く含んでいるのでとりすぎには注意しましょう。

いくつかご紹介した中で、糖分を多く含むものは飲みすぎないようにとしていますが、つわりが辛い時には気にしすぎずに飲めるものを飲んで水分補給をしてください。
何も飲めずに脱水症状になってしまう方が危険です。

氷を入れてキンキンに冷やしたり、冷凍庫で通らせてシャーベット状にしたりすることで飲みやすくなり、水分が取れる様になることもあります。
冷たい物をとりすぎると体が冷えてしまうので、洋服やエアコンなどでうまく調節してくださいね。

しかし、カフェインが多く含まれているものや、アルコールは赤ちゃんへ悪影響を与える危険性があるので避けるようにしましょう。

まとめ

ここでご紹介した飲み物以外でも、どれが自分に合うのかはわかりません。
好みも変わるので、今まではあまり飲んでいなかったようなものが好きになることもあります。
色々なものを試しながら、自分にピッタリの飲み物を探してみてくださいね。

どうしても飲み物を取ることが出来ない時には、早めに産婦人科に相談してください。
点滴などの処置で脱水症状を防ぐことが出来ます。
自分が我慢すればいいと思わずに、おなかの赤ちゃんのためにもしっかりと水分補給していきましょうね。

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