2017.04.26 Wed 更新

赤ちゃんの乾燥肌の原因と対策について

赤ちゃんの体内水便が体重の約80%を占めることから、肌は常に潤っており、乾燥しにくいと思われがちですが、実は肌は薄く水分を肌で保持する機能が弱いんです。ですので、適切のスキンケアを行なわないと、すぐの肌は乾燥し、肌荒れにつながってしまいます。そこでここでは、そんな赤ちゃんの乾燥肌の原因と対策についてまとめてみましたので、是非参考にしてみてください。

生後2〜3ヶ月頃までは、赤ちゃんの皮脂の分泌量は多いと言われていますが、4ヶ月頃以降は皮脂の分泌量は少なくなり、皮脂膜が十分には形成されません。
その結果、赤ちゃんの肌の水分保持機能を徐々に失い、乾燥に繋がります。

皮脂膜も形成されにくい

赤ちゃんの肌は薄く、大人の半分程度しかありません。
ですので、赤ちゃんの皮膚を覆う外側の角層も未発達です。
角層は水分が赤ちゃんの体内から体外に失われるのを防ぐ役割を持っています。
しかし赤ちゃんの場合は角質が未発達な為、水分が簡単に失われます。
その結果、乾燥に繋がるんです。

赤ちゃんの肌は薄い

赤ちゃんの肌が乾燥しやすい理由

肌の乾燥防止の為に保湿を怠らない

先述したように、乾燥を放っておくのは非常に危険です。
赤ちゃんの肌の乾燥を放っておくと、乾燥性乳児湿疹などの肌荒れを引き起こし、肌が弱くなります。
そして弱くなた肌が傷つくと、ウイルスなどの菌が赤ちゃんの体内に侵入し、発熱、風邪、下痢等の症状を引き起こす可能性もありますので、要注意です。

カサカサの放置は危険

肌の乾燥を放っておくと、肌荒れに繋がります。
水分を失った赤ちゃんの肌は脆くなりますので、肌荒れにより外部の刺激に弱くなり、簡単に傷がついてしまいます。
乾燥により肌荒れがひどくなると服やオムツで擦れるだけで簡単に傷がついてしまいます。
ですので、乾燥している場合は、すぐにケアするよう心がけましょう。

乾燥を放っておくと肌荒れに

保湿の定番ですね。外出する時、お風呂上がりなど乾燥が気になる時にすぐに塗れますし、肌荒れ対策に効果的です。
ベビーローションの特徴は使用頻度が1日3〜4回程度が平均ですので、頻繁に使用する事が可能です。
ベタつきも特にないので、塗った後にすぐに服を着せることも可能です。
特に乾燥するのは顔や手足ですので、そこを重点的に塗ると良いでしょう。

ベビーローション

赤ちゃんの肌の乾燥理由などについては、理解していただけかと思います。
ですので、乾燥を防ぐ方法としては保湿しかありません。
保湿をすれば乾燥をしっかりと防ぐことが可能です。
保湿の方法は幾つかありますので、出来るものから実践してください。
では以下に保湿の方法についてまとめてみましたので、ご覧ください。

ベビーオイル

加湿器

ベビーローションと似ていますが、少し違います。
ベビーオイルに使用頻度は1日に1回です。
ですので、家で保湿したい時にしっかりと塗ってあげると良いでしょう。
特に睡眠前なんかがオススメです。

部屋が乾燥していると、赤ちゃんの肌も悪化しやすいです。
ですので、部屋が乾燥していると感じたら、しっかりと加湿器で部屋の湿度を上げて、赤ちゃんを肌荒れから守りましょう。

外出時は特に赤ちゃんの肌が乾燥しやすいです。
その為、不用意な外出は避けた方が良いでしょう。
外出する際にはベビーローションを塗ったりして、乾燥対策をしっかりと行なうようにしてください。

外出

赤ちゃん服

外出時にもう一つ気をつけてほしいのが、赤ちゃん服です。
夏場なんかは特に、肌の露出をあまりしないように注意してください。

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