その結果、自律神経系がうまく発達できず、知能の発達の遅れに繋がるという結果になりかねません。
また、自律神経の発達が遅れると、体温調節がスムーズにできなくなる等の弊害も生まれます。
自律神経は一生関わっていく大切な神経ですので、充分な睡眠時間と規則正しい生活が重要になってきます。
1歳〜3歳の幼児期は”自律神経系”のベースが作られます。
ですので、この時期は子供の睡眠時間は平均的に12時間〜14時間ほど必要とされています。
しかし22時以降に寝てしまうと、それほどの睡眠時間を確保することは難しく、睡眠不足にもなりやすいです。
子供の知能発達が遅れる可能性
基本的には子供は22時までに寝かせた方が良いです。
その理由としてはいくつかありますので、以下にまとめてみましたのでご覧ください。
基本的に22時以降までは寝かせましょう
早く寝かせる為の対策法
毎日寝る時間が規則正しく寝つきが良い子ほど、起きる時間も早く、自分で起きることができ活動的です。
しかし、夜更かしをしている子は、自分では起きられませんので、家族に起こされますよね。
そうなると機嫌も悪く、体もいまいち目覚めておらず活動的になれません。
朝の機嫌が悪い
22時以降に寝ると、感情のコントロールが上手くできない子に育ってしまう可能性があります。
いわゆる情緒不安定になるということです。
寝る時間が遅いと、日中の子供にも影響が出ますので注意しましょう。
感情がうまくコントロールできないと、幼稚園や保育園などに入った時に周りの子とも上手く付き合っていけない可能性も出てきます。
情緒不安定になる可能性
夕食を早めに済ませることで入浴も早くなりますので、必然的に寝る時間も早まります。
寝る時間を早める為に、19時までには夕食を摂ることが望ましいとされています。
ですので、大人に合わせて遅い時間に食べることはしなくて大丈夫です。
夕食を早い時間に済ませる
では子供を早く寝かせる為には、どういった対策を行なえば良いのでしょうか?みていきましょう。
テレビはほどほどに
いかがだったでしょうか。
子供の就寝時間は、成長に大きな関係があるということが分かったと思います。
健康な体が作られる大事な時期ですので、しっかりと睡眠時間を確保させてあげましょう。
できるだけ、夕食は19時まで、就寝は21時までを目標に頑張ってください。
子供にとっては生活サイクルは親の配分次第ですので、そこを忘れずにしっかりとコントロールしていってくださいね。
最後に
育児が忙しくなってくると、ついテレビを付けっぱなしにしがちですが、実はテレビの視聴時間が長いほど就寝時間を遅らせていることになるんです。
テレビは見る時間を決めて、長時間見せないようにしましょう。
また、夜になってきたら部屋を暗くし音も小さくするなど、就寝に備えるような環境作りも大事です。