2016.03.23 Wed 更新

妊娠4ヶ月ってどんな感じ?12週、13週、14週、15週目のママと赤ちゃんの変化まとめ

妊娠中はお腹の中の赤ちゃんにもママにも劇的な変化が訪れる時期です。妊娠超初期の4ヶ月目(12週、13週、14週、15週目)には、ママと赤ちゃんはどのような状態になるのでしょうか?お腹の膨らみがわかるようになってきたり、体調が安定してきたりするこの時期の変化についてまとめてみましたので、参考にしてみてくださいね。

ママの子宮は握りこぶし2つ分くらいの大きさになり、お腹のふくらみが目立ちはじめてきます。
これまでの服がきついと感じたらゆったりとした洋服を着るようにしましょう。
体を締めつけて血流を悪くしないようにするのが大切です。
パンツスタイルが中心の方は、マタニティジーンズを早めに購入しておくのがおすすめです。
見た目はまだ妊娠しているように見えないので、交通機関等を利用する際はマタニティマークをつけるようにしましょう。

胎児の大きさは60~70ミリ、体重は15~20グラムほどになります。
肝臓などの消化器官が働きはじめ、手足の骨が固まります。
声帯が作られ、また、歯茎の中に20本の乳歯と歯周ができる時期です。

妊娠12週目

妊娠12~15週目にあたる妊娠4ヶ月は、お腹が少しずつふくらみはじめる時期です。
つわりが落ち着き、体調が安定する日も増えてきたというママが多いかと思います。
この頃には胎盤が完成し、赤ちゃんはへその緒を通してママから栄養をもらって成長しています。
今回は「妊娠4ヶ月目の妊婦さんの症状と赤ちゃんについて」をご紹介します。
流産の危険がぐっと減るのが4ヶ月です。
赤ちゃんはふっくらしてきて、人間らしい姿に近づいていますよ。

つわりは落ち着く方が多いです。
ですが、つわりから解放されても腰痛や頻尿、便秘などのトラブルは続きます。
つわりが治まったからといって食べ過ぎず、適切な体重管理を心がけましょう。
急激な体重増加が腰に負担をかけてしまいます。
また、お腹が大きくなり、寝返りをうちづらくなることも腰痛を引き起こす原因となります。
抱き枕を使って、シムスの体位でリラックスして寝ると、腰に負担をかけずにすみますよ。

胎児は70~80ミリほどの大きさに成長し、体と腕のバランスが出生時の状態に近づいていきます。
爪が形成され、複雑な手の動きができるようになり、掌握反射が備わります。

妊娠13週目

頻尿や便秘は子宮が大きくなることによって、膀胱や腸を圧迫することで引き起こされます。
食物繊維を多く摂り、トイレを我慢しないようにしましょう。
また、腸の働きは運動することで活発になるので、体調のいい日は散歩に出かけるのもいいですね。

ママの子宮は小さいメロンくらいの大きさになり、お腹もぽっこり出て、裸になると外から見ても妊娠しているとわかるようになります。
今まで着ていた服がきつくなってきます。
そろそろ自分に合ったマタニティウェアの購入を進めていきましょう。
特にマタニティブラやマタニティショーツは肌に直接触れるものなので、防寒、吸湿性を見ながら、肌に合うものを選ぶようにしてください。

妊娠13週目には、お腹にひびのような線ができるようになります。
これは「妊娠線」といい、お腹が大きくなる速さに対して、皮膚の伸びるスピードが追いつかず、断裂してしまっている状態です。妊娠線は一度できると消えることはありません。
市販のローションやオイル、クリームでマッサージをし、お腹の皮を伸びやすくしてあげましょう。

つわりがほとんどおさまり、落ち着いて過ごせる日が増えてきます。
また、子宮が骨盤の上に位置するようになり、膀胱を圧迫することが少なくなるため、頻尿がおさまります。

妊娠14週目

胎児の大きさは80~110ミリ、体重は25~100グラムほどになります。
急速に成長することから体格に個人差が出はじめる時期です。
首が発達することで頭が首の上に位置するようになり、顔の向きが変えられるようになります。
また、足の機能が発達し、キックしたり足の向きを変えたりできるようにもなります。

妊婦さんは基礎体温が下がるので、体のだるさから解放されます。
ただし、妊娠12週より前に基礎体温が下がるのは、流産の兆候の1つなので注意してください。

赤ちゃんが通る道を整える準備で腟が緩み、おりものが増えます。
快適に過ごすためにパンティライナーや通気性・吸水性の高い下着を着けるようにしましょう。
ただし、長時間おりものが付着した状態だと、細菌が繁殖する原因となります。
こまめに交換するようにしてください。
色が乳白色やクリーム色に変化する方や、においが減る方もいますが、どれも異常ではありません。
ただし、おりものが膿状やチーズ状、黄色や緑色、においが強い、痛みを伴う場合には感染症が疑われます。
赤ちゃんに影響する恐れがあるので、早めにお医者さんを受診しましょう。

体内の血液量が増えたことによって体重が増加し、足の甲や足首がむくみやすくなります。
長時間立つことを避ける、横になる、足を高い位置に置くなどの対策で血液の循環が良くなり、症状が緩和されます。
足裏マッサージは、心臓や内臓に影響があるので控えるようにしましょう。
体内に水分がたまるのを防ぐために、塩分を控えた食事を心がけましょう。
結婚指輪もうっ血の原因となることから外して保管しておきましょう。

妊娠15週目

胎児の大きさは100~130ミリ、体重は40~100グラムほどです。
子宮は大きいグレープフルーツほどの大きさです。
つわりが治まり気分が良くなっていく一方で、羊水の増加や赤ちゃんの成長に伴って体重が増加し始める時期です。
体重管理に気をつけましょう!

体や手足の骨、筋肉が急成長し、検診のたびに変化が見られて楽しい時期ですよ。
閉じたまぶたの下では目がゆっくり動き、耳は適切な位置に移動します。
生殖器の形がはっきりしはじめ、性別が目で確認できるようになります。
ママはつわりがおさまり、体調がよくなっていき、早い方だと胎動を感じはじめるようになります。

妊娠することでエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の濃度が高まり、ホルモンバランスが変化することで、鼻の粘膜への血流量が増加し、腫れて柔らかくなることから、鼻血が出やすくなります。
異常ではないかと不安になるかもしれませんが、生理現象で胎児への影響はないので安心してください。

つわりがおさまり体調が安定してくる

妊娠4ヶ月頃からつわりが徐々におさまりはじめます。
ただ、つわりには個人差があるので、長い方だと妊娠後期まで続いてしまう方もいます。
つわりは病気ではなく治療法はありませんが、飲み物や食べ物、ツボ押しなどで和らげることができますよ。
自分に合った対処法を見つけて乗り越えていきましょう。

子宮底長

また、胎盤が完成し、黄体ホルモンの分泌が落ち着いてくると、基礎体温が下がっていきます。
黄体ホルモンの分泌が落ち着いてくるので、体のだるさがなくなり、徐々に体調がよくなっていきます。
胎盤が完成したことによって、胎児は今後、胎盤から酸素や栄養をもらい、二酸化炭素や老廃物を胎盤に排出していきます。
また、胎盤から栄養をもらうようになることで、成長のスピードがさらに増していきます。
胎盤は無数の血管の集まりなので、母体の血流が悪くなると胎児に栄養や酸素が届きにくくなってしまいます。
妊娠中は、冷え対策やバランスよく栄養を摂取し、血液の状態を良質に保っていきましょう。

妊娠12週目頃から妊婦健診時にはメジャーを使って子宮底長を測定します。

子宮底長とは恥骨の上から子宮の一番上までの長さのことで、胎児の発育状態や羊水の量を知る目安になります。
妊娠4ヶ月目は子宮が大きくなり、羊水の増加や赤ちゃんの成長に伴って、体重の増加しやすい時期です。
食べ過ぎに注意し、リラックスした気持ちで過ごすようにしてくださいね。

妊娠4ヶ月の赤ちゃんの状態

妊娠4ヶ月の終わりには、胎児の大きさは80~110ミリ、体重は25~100グラムでレモンくらいの大きさに成長します。
そしてお腹の中で活発に動き回るようになります。

早い方だと胎動を感じはじめるようになることも。
顔には産毛が生えはじめ、皮膚が厚みを増して不透明になります。
また、体の機能も発達し、まぶたの下で目を動かしたり、口を開けたり閉じたり、指しゃぶりをしたりしはじめます。
呼吸機能も発達することで、羊水を肺に出し入れして呼吸の練習をはじめるのもこの時期です。
心臓、肝臓、胃、腸など内臓器官はほぼ完成し、性器が完成することでエコー検査時に性別が確認できる方も出てきますよ。

妊娠4ヶ月目の注意点

体重増加に気をつけて

標準体型の場合、妊婦さんの体重は赤ちゃんと胎盤、羊水、血液を合わせて、妊娠前から7~10kg程度増加します。
体重増加の目安は週に200~300グラムです。
妊娠中は通常よりも太りやすい状態です。

つわりが落ち着いてくると食欲が増しますが、体重が急激に増加してしまうと妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病を引き起こす可能性があることから、妊娠4ヶ月は「いつもの食事+50kcal」と非妊娠時とほぼ変わらないエネルギー摂取が目安です。
食べ過ぎには注意し、急に体重が増えすぎないように自己管理をしていきましょう。

便秘や下痢を予防しよう

妊娠すると腸の働きを抑制する作用がある「プロゲステロン(黄体ホルモン)」が多量に分泌されます。
また、つわりによって食生活が変化したことや運動不足、ストレスなどによって便秘や下痢になりやすい状態です。
排便時に出血や痛みを伴う場合は痔になっている可能性があります。
水分補給をこまめに行い、便秘気味ならごぼうなどの食物繊維が豊富な食品、下痢ならリンゴなど便の水分を吸収してくれる作用のある食品を積極的に取り入れましょう。

腰痛対策

妊娠中は靭帯を緩める働きのある「リラキシン」という女性ホルモンが分泌されることで、骨盤が緩み、腰痛や尿漏れを引き起こします。
妊娠週数が進むに連れてお腹が更に大きくなることから、反った姿勢になり、さらに腰痛が悪化する可能性があります。
この時期から骨盤を支えるケア用品を活用していきましょう。

頭痛やめまいは鉄欠乏性貧血の兆候

妊娠によって血液量は30~50%増加しますが、血液中の水分量が増えているため、血液は薄まった状態です。
一方で胎児は、母体から優先的に鉄分を受け取り成長しているため、妊婦さんは非妊娠時に比べてより多くの鉄分を必要としています。
鉄分の補給が追いつかなくなると「鉄欠乏性貧血」が起こり、頭痛、動悸、息切れ、めまい、疲労感などの症状が現れます。

妊婦健診では出産までの間に2~3回ほど貧血の検査が行われ、貧血と診断されると鉄剤が処方されます。
つわりがおさまって食事が摂れるようになったら、鉄分の多い食品を積極的に摂取していきましょう。
魚の赤身やレバー、ひじき、ほうれん草などに豊富に含まれていますよ。

お腹の張りや下腹部痛、出血は切迫流産・後期流産のサイン

切迫流産とは「胎児が子宮内に残っているが、流産をしかけている状態」です。
原因は胎児の染色体異常や受精児に異常、子宮の炎症やストレスなどで、出血やお腹の張り、下腹部痛、茶色のおりものなどの症状が現れます。
早期に対応すれば妊娠を継続できる可能性があります。また、妊娠12~22週までの流産を「後期流産」といいます。

子宮の異常や過度のストレスなど母体側に原因があることも多く、お腹の張りや下腹部痛、出血、腹痛、おりものが多いなどの症状が見られます。
いずれの場合も体の異変に気づいたら自己判断はせず、すぐに病院を受診しましょう。
ストレスをためないよう、生活を改善していくように心がけることも、穏やかにマタニティライフを過ごす上で大切です。

妊娠4ヶ月目は赤ちゃんの大きさは約2倍、重さは約4倍になります。
お腹のふくらみが目立ちはじめ、エコーで赤ちゃんの映像や心音を聞くことで、妊娠の実感がますます深まる時期です。
つわりが落ち着き、体調が安定すると気分も明るくなっていきますよ。

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