上記で書いたように、男女の決まり方は、それぞれの染色体の結合によります。
X染色体、Y染色体をそれぞれの特徴をみていきましょう。
産み分けに重要な精子の特徴
赤ちゃんの性別は、卵子に受精した精子の種類によって決まります。
精子はX染色体かY染色体という細胞を持っており、一方卵子はX染色体のみを持っています。
つまり、X染色体の精子が卵子と結合すると、XX染色体となって女の子が生まれ、Y染色体を持つ精子が卵子と結合すると、XY染色体となって男の子が生まれます。
性交渉の際の精子の状態が、その後の赤ちゃんの性別を決めるといっても過言ではありません。
性別の決まり方
産み分けとは冒頭でも書いたように、男女を希望通りに授かる為の方法です。
色んな噂や迷信などがありますが、今は自然に産み分ける方法が主流です。
では以下で詳しくみていきましょう。
男女の産み分けについて
排卵日も重要
また、Y精子の数はX精子の2倍ですので、男の子の方が可能性は高いと思われがちですが、そんなことはありません。
なぜなら、膣の入り口は酸性になっているので、多くのY精子はそこで死んでしまうからです。
ということは、男の子が欲しい場合は、精子量を増やして、卵子に多くの精子が届くようにする必要性があります。
【Y染色体の特徴】
アルカリ性に強く酸性に弱い
寿命が1日だけ
動きが早い
【X染色体の特徴】
酸性に強くアルカリ性に弱い
寿命が2〜3日と長い
動きが遅い
では結局、男の子が欲しい場合はどうしたら良いのかみていきましょう。
男の子が欲しい場合
産み分けには排卵日も重要で、男性側の状態だけではなく、女性側の排卵日も非常に重要になってきます。
先述しましたが、膣の入り口は酸性ですが、排卵日は酸性度が最も弱い時期でY精子が活発に動きやすくなります。
逆に排卵よりも少し日数を空けて性交渉した場合には、酸性度が強い中で精子が排卵を待たなければいけないので、X精子が生き残りやすくなります。
このように、排卵日も非常に需要になってくるんです。
排卵日の直前に性交渉する
女性がオーガズムを感じると、アルカリ性の子宮頚管粘液がより分泌され、膣内の酸性がさらに中和されていきます。
その結果、男の子が産まれやすくなります。
女性が気持ち良い性交渉をする
もともと酸性の膣内がアルカリ性に傾く排卵日の直前ですので、タイミングとしてはバッチリです。
男性器をなるべく深く挿入してから射精することで、精子の移動距離も少なくなります。
酸性の膣内にできるだけ触れないようにできるのです。
男性器を深く挿入する
女の子が欲しい場合
排卵日の直前に性交渉する
男の子の場合と逆で、オーガズムを感じると膣内はアルカリ性に傾きますので、そうなる前に射精しましょう。
また、膣内の浅い所で射精するのも良いでしょう。
性交渉は素早く
排卵日になると、膣内がアルカリ性になる特徴があるため、酸性に強いX精子を多く残すためには、排卵日よりも少し直前に性交渉を行なうことが大切です。
いかがだったでしょうか。
もちろん、産み分けは100%という訳ではありません。
あくまでも、男女どちらかの確率を高めるというだけです。
どちらが産まれても可愛いのには変わりないので、しっかりと産まれて来た赤ちゃんを笑顔で迎えてあげてください。