下痢に効果的なのはペクチン
消化吸収がよいのはおかゆやジャガイモなど。
便も固まりやすくなるのでデンプン質中心の食事を与えるようにしましょう。
消化吸収がよいのはデンプン質
下痢が続くと水分を急激に失い、脱水症状に陥ってしまう場合があります。
湯冷ましや麦茶、野菜スープ、イオン飲料などでこまめな水分補給をしましょう。
脱水症状に気をつける
下痢のときの離乳食
便秘のときの離乳食
栄養不足で体力が低下する恐れがあるため、長く食事制限をすることはやめましょう。
普段の食事に戻すためには、糖質中心の食事で体力を回復させ、白身魚や豆腐など良質のタンパク質を与えるようにしましょう。
普段の離乳食になるべく早く戻しましょう
ペクチンは、リンゴやニンジンに多く含まれている成分です。
この成分は、デンプン質の食事と組み合わせると下痢に効果があると言われています。
さらに、すりおろしにすると効果が高くなります。
すでに離乳食に慣れている場合
この場合は、水分不足が原因で起こる場合があります。
その場合は水分補給のため、乳汁や果汁、野菜スープなどを飲ませるようにしましょう。
離乳食を始めたばかりの場合
この場合は、消化のよいものが多い、もしくは、食事の分量が少なすぎる可能性があります。
食物繊維を多く含む野菜や果物、海藻類、納豆などで便のかさを増やし、腸の働きを活発にするようにしましょう。
熱があるときの離乳食
離乳食が始まると腸内細菌のバランスが変化するため、便秘になる事があります。
このような時は腸内のバランスを整えるため、ヨーグルトやオリゴ糖を与え、腸内の乳酸菌を増やすようにしましょう。
腸内細菌のバランスを整える
熱があると汗をかいたり、食欲も落ちるために脱水症状を起こすことがあります。
脱水症状を予防するため、湯冷ましや麦茶、薄めた果汁、イオン飲料などで水分補給をしましょう。
しっかりと水分補給を
ビタミン・ミネラルでエネルギー補給
体温が1℃上昇する事でエネルギー消費量は12%も上昇します。
そのため、発熱時はビタミンやミネラル類を失いやすくなります。栄養を摂りやすい果汁や果物、野菜スープなどを与えるようにしましょう。
咳が出るのは、喉が渇いていたり、風邪などで喉に炎症がある場合です。
そういう場合は、喉を刺激しない湯冷ましやリンゴの果汁など、こまめに水分補給し、喉を湿らせてあげましょう。
ただし、咳や気管に入る事を防ぐため、スプーンで少量ずつ飲ませるようにしましょう。
喉を潤すための水分補給
咳があるときの離乳食
敏感になっている喉を刺激しないよう水分が多く喉越しがよいものがおススメです。
また、薄味で人肌くらいの温かさの離乳食を与えるようにしましょう。
水分が多く喉越しがよい離乳食を
吐き気があるときの離乳食
食べて吐くを繰り返す場合は、食事をストップ
一時的にゲップがうまく出ず吐く場合があります。
これは一時的にもののため、問題ありませんが、症状が続く場合は、原則食事をストップして様子をみてみましょう。
絶食期間は通常半日以内とし、症状が改善しない場合は医師に指示を仰ぎましょう。
水分を少量ずつ与え様子をみる
繰り返し吐く事で脱水状態になるため、症状が治まってきたら水分補給をすることが大切です。
1回20~30mL程の少量ずつの湯冷ましやイオン飲料などをスプーンで与えてみましょう。
吐かなければ30分後にまた同量を与え、だんだん増やしていき様子を見ましょう。