2016.04.14 Thu 更新

妊娠中の子宮筋腫って危険なの?!原因や症状、予防法について

妊娠中の検診で筋腫が見つかることもあるそうですが、妊娠中の子宮筋腫ってどのような影響があるのでしょうか?赤ちゃんには影響はないのでしょうか?その原因や症状、予防法についてまとめてご紹介いたしますので、参考にしてみてくださいね。

腫瘍と聞くと癌のイメージがありますが、癌は全身に転移して命取りになることがある悪性腫瘍のことです。子宮筋腫はもっとも頻度の高い良性の筋腫で他の臓器への転移はしません。

子宮筋腫は癌?

子宮は赤ちゃんを育てる大切な場所。卵くらいの大きさで平滑筋という筋肉でできています。
子宮の筋肉から発生した良性の腫瘍を子宮筋腫といいます。
腫瘍の大きさには個人差があり、複数個できる人もいます。
初潮前の女児には発現しないことから、乳がんと同じで女性ホルモンに依存して発現、成長していくと言われています。
しかし、詳しい原因はまだ解明されていません。
起こりやすい病気で、100人の妊婦のうち0.3~2.6人が腫瘍をもっていると言われています。

子宮筋腫とは?

子宮筋腫がある状態での妊娠を「子宮筋腫合併妊娠」といい、比較的起こりやすい病気です。
良性腫瘍の子宮筋腫にはほとんどの場合自覚症状がありませんが、妊娠・出産時はトラブルを招く原因になることがあります。

子宮筋腫には出来る場所によって3つの種類があり、そのうち粘膜下筋腫と呼ばれるものは、発生率は少ないものの、日常生活を妨げるほどの症状がでることがあるそうです。
子宮筋腫の予防法ですが、腫瘍の大きさや症状には個人差が大きく、残念ながら有効な予防法はまだ発見されていません。

子宮筋腫は自覚症状が無い場合がほとんどですが、生理の出血量の増加や腹痛を引き起こすことがあります。筋腫が大きいと膀胱や他の臓器を圧迫して頻尿や下肢の痛みしびれの症状がでることがあります。

子宮筋腫の症状・予防方法

子宮筋腫が妊活へ与える影響

子宮筋腫が赤ちゃん・ママへ与える影響

子宮筋腫があっても症状がでていない場合・大きさが小さい場合は妊娠が可能ですが、明らかに不妊の原因になっている場合は、筋腫の摘出手術を行うこともあります。
現代では、初潮を迎える年齢が低年齢化し、高齢出産が増えているため、筋腫が巨大化してしまい、不妊の原因になりやすい傾向があるようです。

受精卵が着床するスペースが減ってしまったり、子宮の内壁が固くなることで、初期流産や不妊の原因になることがあります。
腫瘍ができた場所が卵管付近の場合は、卵管が精子や受精卵を運ぶ機能を低下させ、受精卵の移動を妨げてしまいます。

子宮筋腫は女性ホルモンに依存して大きくなるので妊娠中には必ず大きくなります。
特に妊娠前期には女性ホルモンが急に増えるため、筋腫も早いスピードで大きくなります。腫瘍が子宮を圧迫すると赤ちゃんが発育不全に陥る場合があります。

妊娠の経過とともに筋腫がやわらかくなることが多いので、自然分娩が絶対にできないわけではありません。
しかし筋腫が子宮の出口付近にあり赤ちゃんが子宮口を通過するのを妨げてしまう場合は、お母さんと赤ちゃんのために帝王切開を行うのが一般的です。
帝王切開が必要かどうかは、実際に陣痛が起こってから、赤ちゃんの頭がどれくらい下がってくるかで判断します。
子宮筋腫が原因で出産時の出血が通常より多くなってしまう危険があります。
ごくまれに筋腫に感染が起き、発熱の原因となることもあります。

子宮筋腫の対処法

自覚症状がない場合は、経過を観察して様子を見ます。症状がひどい場合は、薬物治療が行われます。薬物治療でも症状が収まらない場合や妊娠を希望する場合には、筋腫を摘出する手術が行われることもあります。
妊娠中でも赤ちゃんを残したまま手術は可能ですが、流産や早産の危険性は高まります。

子宮筋腫は気づきにくい病気です。ほとんどの場合、普通の妊娠と変わらないので、心配しすぎるのはよくありませんが、定期的に検診を受け、下腹部の痛みや張り、出血などがあればすぐにお医者さんに相談しましょう。

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