2017.08.03 Thu 更新

産後ケアセンターを利用しよう!出産直後は回復するまで赤ちゃんと一緒に宿泊施設へ

産後まもなく育児に家事とお母さんだけでしなければならず、本来体力回復をしなければならない時期にゆっくりとはしていられない。そんなお母さんがこの日本にどれだけいることでしょう。 産後ケアというのはとても重要で、周りの家族が率先してサポートしてあげるのが理想ですが、そうもいかないとき、「産後ケアセンター」を利用してみるはいかがでしょうか。 本日は「産後ケアセンター」について詳しくご紹介します。

産後ケアセンターとは、産後院や産後料理院とも呼ばれており、生後まもない赤ちゃんと、産後体力の落ちているお母さんがサポートを受けながら一緒に居られる宿泊施設のことを言います。
基本的には、助産師などが常駐している施設ですので、育児が始まったばかりのお母さんを心身ともに広くサポートをしてくれるため、初めての育児に不安や孤独を感じているお母さんたちに多く利用されているようです。

産後ケアセンターとは?

産後ケアとは、この時期にお母さんを安静にさせるため、家事や育児などの面においてサポートすることをいいます。

一般的には6〜8週間の期間はこの産褥期にあたり、医師からも、安静にするように指示されます。
療養すべき時期ですが、赤ちゃんのお世話という大事な仕事があります。
本来無理をするは禁物で、家族など周りのサポートが必要な時期ですが、近年核家族化が進み、旦那さんもお仕事が忙しくサポートできないというご家庭もしばしばあります。

出産を終えたばかりのお母さんは、体力・気力ともに使い果たし、心身ともにボロボロの状態です。
産後から、元の体に戻るまでの期間を産褥期といいます。

産後ケアとは

産後は心のケアも重要ですので、不安やストレスを受けないような環境にいることも重要です。
同じような状況の産後のお母さんたちがいることも心強く感じることでしょう。

産後ケアセンターでは24時間体制で助産師や臨床心理士・看護師などのスタッフがお母さんと赤ちゃんのケアにあたります。
産後ケアセンターの良いところは、お母さんが赤ちゃんとゆっくり向き合いながら落ち着いて育児ができることで、スタッフはお母さんが育児に専念できるよう栄養バランスのとれた食事も用意してくれますし、身の回りのお世話や、お母さんが早く回復できるよう骨盤ケアやヨガ、アロママッサージなど色々なプログラムが用意されています。
専門家がいつも近くにいるので、母乳のあげ方やお風呂の入れ方などわからないことをすぐに相談できることもとても安心できますよね。

産後ケアセンターではどんなサービスが受けられる?

韓国などでは、ごく一般的に利用されており、日本でも認知度は高まりつつあり、行政でも全国に産後ケアセンターを配備し、子育て支援をしようとする動きがあります。

産後ケアセンターはとても人気があるため、事前予約が必須なところが多いようです。
お住まい近くの産後ケアセンターを幾つか調べ、事前にどこにするかを決めておくと良いでしょう。
遅くとも、妊娠8ヶ月頃までには連絡を取って、入院できるか確かめておくと良いでしょう。

出産した産院で産後ケアのサービスがあれば、出産入院時から継続して利用でき、基本的には産後1ヶ月以内で退所となる施設が多いです。
ただし、出産した産院にこのサービスがない場合には、事前に産後ケアセンターに予約しておく必要があります。

産後ケアセンターを利用できる期間は?

産後ケアセンターの利用料金の相場は?

産後ケアセンターには、デイケアサービスがある施設もあります。

他、料金が発生する例で言うと、上のお子さんやお父さんが一緒に宿泊する場合に別途料金が発生する場合があります。
保険は適用外ですが、自治体によっては産後ケアセンターを利用する補助制度があるところもありますので、自治体にも確認しましょう。
できる限り金銭的の負担がかからずに利用できる方法をとれるといいですね。

産後ケアセンターは保険適用外となります。
一泊 25,000円〜30,000円が相場と言われています。
サポート内容や施設によっても料金は大きく異なるため、入所したいところがあるのであれば、事前に確認しておきましょう。

まとめ

産後ケアセンターの中には、日帰りで利用できる施設もあります。
宿泊に比べ費用も安く済む場合がありますので、日中一人では不安な方や、食事を作るのが大変な方は積極的に利用すると良いですね。

産後は体が動くからといって無理は禁物です。
個人差はありますが、体力回復を第一に考え、産後1ヶ月はくれぐれも安静にするようにしましょう。

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