2017.08.04 Fri 更新

2歳の子どもへの絵本を読み聞かせる際のコツ

2歳の子どもは、どんどん言葉を覚えて、行動範囲が広がり、何にでも興味を持つ年頃です。この時期の子どもの絵本の読み聞かせは、子どもの成長にとても重要なものです。読み聞かせのポイントを紹介していきます。

絵本の読み方、聞かせ方のポイント

言葉が理解できるようになれば、絵本の言葉を真似ながら、登場するキャラクターの気持ちになって考えることができ、自分で想像を巡らして考える力がつきます。
絵本の登場人物の気持ちに寄り添うことによって、他人を思いやる心や優しい心を育むこともできます。

絵本の読み聞かせによって、色々な物語を聞くことにより、たくさんの言葉を知ることができます。
2歳児の子供は、日々新しい出来事や言葉を吸収する能力があるので、絵本から自然と言葉を学ぶことができます。
お気に入りの本を何度も読み聞かすことにより、語彙が増えて、会話が上手になり、コミュニケーション能力が上達していきます。

2歳児は、記憶力が著しく発達し、言葉を間違えながらも、どんどんと聞いた言葉を吸収し、自分の言葉にしていきます。

2歳の子どもに読み聞かせが大切な理由とは?

居心地の良い場所で読む

絵本を読むにあたって、登場人物の喜怒哀楽や、物語の雰囲気を、声の強弱をつけて読み進めてみましょう。
とはいえ、そこまで大げさにする必要はなく、子どもがストーリーに自然と引き込まれるように、ママやパパ自身も少し気持ちを込めて読み進めるとうまく読み進めることができますよ。

声に抑揚をつける

普段は落ち着きがなく動くのが大好きで、本を読んでもすぐに先へ先へとページをめくってしまうような子どもでも、絵本の読み聞かせを成功させるポイントはあります。

子供に合わせたペースで読む

絵本の読み聞かせは、継続して毎日やることが大事です。そのためにも、まずは時間を決めるようにしましょう。
忙しい時間帯は避けて、夜寝る前や朝食を食べた後など、親も子どももリラックスして読める時間帯に絵本を読む時間を設けてるようにしましょう。
本を読む習慣が付けば、時間になった時に、子どもから「絵本読んで!」と言いに来るようになりますよ。

絵本を読む時間を決める

子供が安心できる場所で読んであげるのが、絵本を好きになる上で重要になります。
ソファーで横に座りながら、ベッドで寝ころがりながら、膝の上など、リラックスして読み聞かせがしやすい場所で読んであげるようにしましょう。

「早く読み終わらせたい」という親の気持ちは子供に伝わってしまうものです。
早口で読み進めてしまったり、文字の少ないページをすぐにめくってしまったりということにならないように、ゆっくりとした口調で、子供のペースに合わせて読み進めるようにしましょう。

おわりに

絵本の読み途中で、子どもに意見は聞かないようにしましょう。
せっかく本の世界に入り込み、想像しながらストーリーを自分なりに理解しているので、その想像力や集中力を途中で途切れさせるのは良くありません。

読み聞かせ中に口を挟まない

2歳の子どもは、まだ自分で字は読めませんが、目で見て、耳でしっかり聞いて、絵本の世界を頭と心の中で描いていきます。
絵本の時間が、親子のコミュニケーションになると共に、子供にとって素敵な時間になるように、楽しく読み聞かせをしてあげて下さいね。

このまとめに関する記事

ランキング

ページトップへ