厚着してると動きづらいもの。子供は遊びまわりたくても、ストレスになってしまいます。
楽に動き回れるように厚手の服は避けてあげましょう。
薄着だと体を思いっきり動かせる
子供は外気の気温に触れその変化に慣れることで、自律神経のバランスがうまくとれるよう鍛えられていきます。
薄着ではなく厚着をした場合、外気の気温変化を捉える感覚器官が鈍くなり、自律神経の働きが鈍くなったり免疫力が強くならなくなってしまうことがあるようです。
自律神経の働きを鍛える
そもそも子供は大人よりも体温が高いため、思ったほど寒がらない場合が多いのです。
それに加え、薄着をさせることによるメリットはいくつもあります。
薄着をさせると子供の体が強く育つらしい?
寒さに慣れさせることで、子供が寒がりになってしまうのを避けられます。
厚着をさせることによって寒がりになるというのは本末転倒ですよね。
子どもの体温は高いですし、大人の服装から一枚減らすくらいでちょうどいいといわれています。
寒さに強くなる
厚着をさせると中に汗をかきやすくなってしまいます。
体の放熱反射により、汗をかきすぎ逆に冷えすぎてしまうのです。
これが風邪の原因となってしまうことも有ります。
この状態で冷たい風に当たると、汗が冷え、体温を奪われやすくなってしまいます。
汗の分泌をうまく調整できる
薄着をさせるのは生後6ヶ月を過ぎてから!
熱を作ることで体は活発化し免疫力が高まるため、厚着させることは免疫力を上がらないというリスクにつながります。
結果、冬の寒い時期に免疫力が上がらず、風邪をひきやすくなってしまうのです。
標準的な服装の健康な人は冬になると基礎代謝量が上がるのに対して、厚着をしている人は代謝量が上がらないという結果でています。
基礎代謝が上がらないということは、体の内部での熱を作る機能が働いていないということ。
厚着をさせることによる免疫力低下のリスク
大事なのは、暖かくさせる方法や自分で調節できるようになること
もし冷え込んでいるなと感じる日は、薄手の服を重ねることで対応しましょう。
厚手のトレーナーを一枚着せるよりも、薄手のベストや上着を重ね着させるほうがあたたかく感じるそうですよ!
また、首、背中や腰がすっぽりと隠れる服をきせ、この部分を冷やさ無いようにしっかり気をつけましょう。
保育園の先生によると、子供はどんなに厚着をさせても背中が出ていると風邪をひいてしまうんだそうですよ。
生まれたばかりの新生児はまだ体温調節機能が発達してい無いことも有りますので、薄着にさせるのは生後6ヶ月を過ぎたころから。
生後6ヶ月を過ぎたらなるべく薄着を心がけるといいですね。
子供には、「寒い時は外で運動すると暖かくなる」ということを教えるため、運動して体が温まってきたなと感じたら「体を動かして暖かくなってきたね」と声をかけてあげてください。
また、暖かくなってきたら、自分の判断で脱いだり着たりできるよう、「着て」とか「脱いで」とかただ指示を出すのではなく、「暑いから脱ごうね」「寒くなってきたから着ようか」と声をかけて手伝ってあげてくださいね。
自分で脱ぎ着しやすい服装、例えば首にゆとりがあるものだったり、複雑なボタンやジパーがないもの、頭からかぶるだけで着られるものを選ぶなど工夫して、自分で脱げるようにサポートしてあげるといいですね。