室内でも熱中症になる理由
先述したように、赤ちゃんは体温調節能力が未熟なため、室内でも熱中症になる可能性があります。
これは、体内の熱を上手く外に発散させることができないために、部屋の中でも熱中症になってしまうんです。
他にも、うつ熱や乳幼児突然死症候群の危険性もあります。
室内でも熱中症対策は必要
なぜなら、赤ちゃんは体温調節能力が未熟なため、あまりにも暑すぎると熱中症やうつ熱、乳幼児突然死症候群になる危険性もあるんです。
暑すぎてもダメですし、逆に寒すぎても、風邪をひいたりしますので、エアコンの使い方は今まで以上に慎重になる必要があります。
夜寝る際に、クーラーを使っている家庭は多いと思います。
ただ、大人と赤ちゃんでは環境への対応の仕方が異なりますので、クーラーを使う際は、注意が必要です。
ですので、基本的には赤ちゃんがいる部屋では、赤ちゃんを中心に考えた快適な環境を作ってあげるようにしましょう。
赤ちゃんへのエアコンの使用は要注意!
これらを意識して、対策をしっかりと行なうようにしましょう。
・室温をクーラーで調整する
・扇風機を利用し、風の流れを作る
・直射日光が当たらないよう、カーテンを利用する
・ミルク以外にも白湯やベビー用イオン飲料を飲ませる
これらの症状にならない為には、以下のようなことが大事になってきます。
・体温調節が出来ないので、熱を体に溜めてしまい熱射病になる
・窓際などで直射日光を長時間浴び、日射病になる
・暑さで短時間に大量の汗をかき、脱水症状になる
・脱水症状気味になった時に、自分で水分補給が出来ない
・猛暑日で外気温や室内の温度が、体温以上になっている
・汗は大量にかいていないか
・顔が赤くないか
・体温は異常に高くないか
・ぐったりしていないか
赤ちゃんの部屋でエアコンを利用する際は、熱中症対策を行なっている環境で赤ちゃんが眠っていたとしても、こまめに様子を観察することが大事になってきます。
以下にチェックするポイントをまとめてみましたので、ご覧下さい。
赤ちゃんの様子をしっかりと観察しましょう
主にこのような点を中心に日々観察していれば、少しの変化でも違いがあった場合に気付けると思いますので、日々のチェックは怠らないことが1番です。
最後に
一般的に、赤ちゃんに快適な温度は、夏26から28℃、冬は20〜23℃程度と言われています。
まずはこの温度になるように調整し、あとは赤ちゃんの様子を見ながら衣類などで調整してあげましょう。
できれば温度計を置いて室温を調整できると1番ベストです。
赤ちゃんに快適な温度を知っておく
赤ちゃんが自分で温度調整ができないということは、分かったと思います。
日々のこまめな観察が室内での熱中症などを防ぎますので、そこを忘れずに。
また、温度設定にも敏感になりましょう。
クーラーの風は赤ちゃんに直接当たらないようにし、温度調整は衣類などで調節してください。