2017.09.02 Sat 更新

赤ちゃんらしい仕草。指しゃぶりについて

赤ちゃんの頃は指しゃぶりをする子が多いですよね。指しゃぶり自体は本能的に行なっていますが、可愛い仕草で実に微笑ましいです。成長していく上では必ず通る道ですので、是非指しゃぶりについての情報を知っておきましょう。是非ご覧下さい。

初めて指しゃぶりをしている時、赤ちゃん自身はまだ指という感覚を認識していないと思います。
ただ触れたものに吸い付いている程度です。
徐々に指や手の認識が出てきて、指しゃぶりが定着するようになってきます。

つまり赤ちゃんは、何も教えてもらわなくても口の周りに触れたものは吸おうとします。
そして偶然口の周りに触れた指を吸い付こうとして、指しゃぶりに繋がっていくんです。

赤ちゃんには元々、吸啜反射というものがあります。
これは赤ちゃんがミルクを飲む為に必要な本能で、口の周りに触れたものを無意識の内に吸いつく様のことを言います。
何も教えなくても、赤ちゃん自らおっぱいを飲もうとするのはこの吸啜反射があるからなんです。

吸啜反射

先程冒頭で、赤ちゃんの指しゃぶりについて本能的に行なっていると紹介しました。
では、どのような作用が起きて、指しゃぶりをしているのでしょうか。

指しゃぶりについて

指しゃぶりをする時の心理

その好奇心が指しゃぶりをして、感触を確かめようとしているんです。
指しゃぶりをすることで、口の中で指の感触を学び、指も濡れていることや吸い付く力の感触を学んでいくんです。
赤ちゃんの指しゃぶりは一人遊びでもあるので、生後2〜3ヶ月の頃の指しゃぶりはやめさせないようにしてください。

指しゃぶりは、赤ちゃんにとっての一人遊びです。
先述したように、はじめは指という認識がなくても、だんだんと指を認識していきます。
口の周りに触れたものに対して吸い付いているうちに、動く指を観察するようになってきます。

初めての一人遊び

眠たい以外に、お腹が空いている場合もあります。
なんとなくお腹が空いてきたと感じると、自然と指をくわせる子も多いです。
実際に指しゃぶりをしてしばらくすると、お腹が空いたとぐずったりすることが多いです。

お腹が空いている

そもそもの始まりは吸啜反射からですが、たいていの赤ちゃんは、眠たい時に自然と指しゃぶりを行います。
眠い時の指しゃぶりの原因としては、添い乳を求めている可能性が高いです。
赤ちゃんは眠たくなっても、まだ寝方を知りませんからすぐに眠ることを知りません。
そういった時に添い乳をしてあげると、気持ちがリラックスして眠りやすくなります。
もしかしたら指しゃぶりは添い乳を求めているサインかもしれません。
他にはどういった理由が考えられるのでしょうか。見ていきましょう。

歯が痒い

基本的には、1歳を過ぎるとやめていきます。
なぜなら他の事に夢中になって、好奇心が他へ向くからです。
3歳頃になると、大半の子どもが指しゃぶりは卒業しています。
稀にまだ指しゃぶりを続けている子もいますが、この場合は精神的なストレスや欲求不満などが関係しているかもしれませんので、一度小児科に診てもらった方が良いかもしれません。

指しゃぶりをやめる時

赤ちゃんは離乳食がスタートする頃には、若干ですが歯が生えてきています。
この頃は歯が生えることで歯茎がむずむずして痒く感じる為、色んなものを噛んだりする傾向にあります。
そのむずむずを誤摩化す為に、指しゃぶりを行なう場合もあります。

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